安曇野の旅 その3 | 虎徹(こてつ)と千颯(ちはや)はここにいます

虎徹(こてつ)と千颯(ちはや)はここにいます

2012年からここにいた虎徹(虎徹)は2017年4月29日に他界(享年14歳)しました。
2017年8月からはちばわんから来た千颯(ちはや)がここにいます。
二人とも保護犬です。
虎徹は人が好きで怖いもの知らずでしたが、千颯は人が苦手で怖がりの慎重派です。

ランチは森の中のカフェ七ヶ月へ。
周りには水路もあり、木々に囲まれ清々しい雰囲気です。
テラス席もあり、店内も落ち着いた雰囲気です。
1人でも気軽に訪れられる居心地の良いカフェです。

お料理、コーヒーもケーキも気遣いとこだわりを感じる素晴らしい味でした。
写真を撮りそこねましたが、化粧室も明るく清潔で広く、読みたくなる本が沢山ある本棚が備えられ、他のお客様がいなければ閉じこもりたくなるような素敵な小部屋でした。

ランチのあとは有明山神社へ。
初めて伺いましたが、森の一部のような素敵な神社でした。

立派な山門にまず圧倒されました。
「明治35年(1902)に日光東照宮の陽明門に模して建てられた祐明門は、和様に唐楼を混ぜ精巧美麗を極めた切妻軒唐破風付八脚門で、内外部の彫刻は12支・24孝などを立川流彫刻師清水虎吉が彫り、格天井絵は京都の画家村田香谷が画いている。
手水舎は飛騨の匠山口権之正の作で、虹梁・天井に彫刻が施されている。」
だそうです。

精緻で躍動感あふれる彫刻に惹きつけられました。


天井画も首が疲れる程見てしまいました。


門をくぐり進むと、こんな案内書の記念碑が。

「この記念碑は明治二十四年に全国から集められた短歌が当神社の社宝として保管されて来ましたが、今度「残月集」として発刊され、これを記念して作られたものです。
東面に「吾唯足知(ワレタダタルヲシル)」(分に安んじて貪らない)
西面に「吉呼員和(キチヨンデカズワス)」(喜びを集めて和やかに)
(石の中央の口をそれぞれの字の上下左右につけて読む
石は直径1.55米、厚さ0.3米、重量2.4トン)

開運招福の石としてこの四角をくぐりぬけて吉運を集めて下さい。
日本に一つしかありません。
尚、怪我のないようにくぐって下さい。」

もちろん家族全員くぐりました!

早速ご利益が現れたのか、千颯は幸せそうな顔におねがい

本殿は山と一体化しているようでした。

本殿右側に小さな滝がありました。
こちらも森との調和が美しかったです。

本殿裏の山を散策させて頂きました。
千颯はとても心地よさそうでした。

楽しそうな様子がとても嬉しかったです。

森のお土産が沢山くっつきました。


帰路につく前に、軽く何か頂きたいと思い、ガレットを頂けるブレ・ノワールへラストオーダーギリギリに飛び込みました。
マスターご夫妻は快く応じてくださり、絶品ガレットを頂くことが出来ました。
店内もとても素敵で高級ホテルのサロンに居る気分でした。
キッチンの奥様は「安曇野がこんなに暑いなんて本当にこれからどうなるんだろうかと不安になります…」とおっしゃっていましたが、暑くても緑が沢山で朝晩爽やかでリフレッシュしましたと言うと少しほっとされていました。
ミュシャのリトグラフを展示販売するギャラリーもあり、ミュシャの大ファンのマスターと我々もミュシャのファンなので、ミュシャ談義で盛り上がり、楽しいひとときを過ごさせて頂きました。
気をつけて帰ってくださいねと、我々の車が見えなくなるまで入口から手を振って下さいました。
期待した初秋の涼は朝晩だけではありましたが、千颯も終始楽しそうでよい旅となりました照れ
安曇野は本当に素敵なので、毎年の恒例旅行となりそうです車