明けて北海道の20日目。
この日から東京で私の家の隣の隣の市にお住まいの釣友にしてうちの亀🐢ちゃんの里親ブリーダーの『亀仙人』(私が勝手にそう呼んでます)のH山さんが合流しました。
前日に稚内空港に到着してレンタカーでホテルさるふつに到着してたのですが最初は天塩川で六連星さんと合流するか猿払の私と合流するか考えたらしい。🤔
悩んだ結果、今回は海イトウを釣ったことがないのと滞在期間が短い弾丸ツアーだったので釣りに短期集中したい、とのことで参加人数が多くてワイワイやる六連星グループよりもストイックに1人で釣りする私を選んだとのこと。😔(これが揉め事に巻き込まれることなく正解だったことがのちに分かりますがその話はまたあとで)
と言うわけで3:00起床で猿骨サーフで待ち合わせました。
ここまで後編は雨風ばかりの日が多かったがこの日はH山さんの普段の行いが良いのか晴れてしかもほぼ無風の凪でした。(私は絶対行いが悪いw)
H山さんが来るまで時間があって暇でしたから釣りはせずにH山さんのお土産にと、また生きの良いホタテを探しました。
『ホタテ祭り』からもう3日目でしたから良い物はかなり採られてて浜に上がってる物はほとんど残ってませんでしたがそれでも波打ち際を見るとなんとか見つかり、20個くらい集めたところでH山さん登場。
今年は前編から通してもサーフでの釣果は良くなくて私の釣果もほとんどが川や沼でしたがH山さんが「どうしても海イトウを釣ってみたい!」とサーフ希望でしたから8:00までの4時間やりました。
しかし私とH山さんに仲良く海アメが1本ずつ釣れたのみ。
サイズは50~55cmほどでした。
アタリのないサーフに飽きてしまったので8:00すぎに1度H山さんと別れて私は1人で川に移動しましたが相変わらず人が多くて20メートル以内に誰かが居る状態でキャストの自由度が低くてやりにくくてルアーをロストしただけでした。
潮も動いてなかったので11:30~13:00まで1時間半お昼休みにして午後はまたH山さんと再合流。
午後は猿払の南側サーフに行きました。
と、サーフに入る前に駐車スペースにゴミが散乱してるのを発見。
連日のように来てるが一昨日まではこのゴミはなかった。
これだからタバコ吸う奴は大嫌いだ。
昨日ここに車を駐車してたのは一緒にホタテ採ったり釣りした札幌グループの車が2台でした。
彼らはタバコ吸ってたし···
まさか彼らが出したゴミだとは思いたくないが…
今年は例年よりも北海道に長く滞在してますが猿払村は6月に入ってから大勢の釣り人がやってきて本当に目につくゴミが多くなりました。
これはほぼ釣り人が捨ててったゴミです。
こういう輩がいるせいで私のように釣場でゴミを出さないようにしてる人も釣りしない人からすればみんな同じに見えてしまうでしょう。
何度もこのブログで書いてきましたが
ゴミ捨てるバカは釣りするな!
ゴミ拾いしてから気を取り直して浜に降り立つ。
この時私は隣のH山さんのキャストに違和感を感じたので
私「H山さんは左利きですか?」と聞くと
H山「いえ右利きです。でも左巻きが出来ないので右投げ右巻きです」との事。
う~ん。
左投げに見えたんだけど投げて持ち替えてるからか?なんか違うような…
まっ、いいか。。。
とここでは15:00まで一緒に投げまくりましたがお互いノーバイト。
釣れないのでH山さんを見てたらやっぱり投げ方が変です。
なんでだろ?と不思議に思った私は釣りを止めてずっと見て観察すると
んっ?基本的に持ち方がおかしい。
普通、利き手はリールシート部分を握りリールフットを指で挿みベールを起こして人差し指でラインを拾うと思うんですけどリールシート上のフロントグリップより上のロッドのバット部分を握って左手はロッドエンドを握ってます。
だからキャストする度に右手がロッドから離れて左手1本が残る。
だから左手で投げてるように見えたわけだ。
なんでこの投げ方?と聞いてみたら
遠投しなきゃ!と強く意識して両手投げにしたらこのスタイルになったらしい。
利き手が離れてしまってるのでキャストはブレブレでルアーは右に行ったり左に行ったり。
もちろん飛距離も足らない。
これでは満足な釣りにならない。
そう思った私は差し出がましいですが変なキャストを指摘して正しい?キャストを教えました。(あくまで自己流ですが)
いつもの事だが私は教え方が上手くないし言い方もキツい。
ってか普段ならば私は釣りで他人に優しくないし知り合い以外には情報もあまり教えないのは仲間内では有名です。
人生の大先輩のH山さんに偉そうに指導するのは気が引けましたが友人として変なキャストを放っておけませんでした。
そして最後はまた猿骨サーフに戻り夕方の2時間を投げまくりました。
(ほとんどがH山さんのキャスト指導でしたが)
H山さん「この歳になると誰も言ってくれませんし教えてもらえて感謝してます。サーフも関東じゃやらないし、ここだけの限定なので言われなかったらずっとそのままでした」
と、言ってずっと練習がてらキャストしてました。
H山さんの希望で18時には夕食に戻りたいとのことで早めの納竿。
最後は私が朝に採ったホタテを一緒に踊り食いしました。
前日、さらには前々日にかなり採って食べてしまったから3日目はやや小ぶりな貝しか残ってませんでしたがそれでもやはり天然物は小さくても身が肉厚でプリッと詰まってますね。
もう3日目ですから食べるのも慣れたもの。
ナイフもなしにサクッと素手で剥いて食べる私。
これにはH山さんも驚いてました。
私は連日食べまくってましたからこの日は5個食べて15個をH山さんに差し上げました。
剝き方と食べ方をレクチャーして2人でオホーツク海の浜辺でホタテを食べながらこの日は17:30に撤収としました。
(この日の移動と休憩時間を差し引いた実釣は12時間でしたが前半はホタテ拾いで後半はキャスト指導。ほとんど釣りしなかったなー)
また明日頑張ろう。