2009年04月18日
喫煙の健康への影響
たばこの煙には4000種類の科学物質と200種類の有害物質と37種類の発がん物質が含まれています。
1980年代の臨床研究から喫煙者と非喫煙者で歯周病の病態に差があることが明らかになってきました。
・喫煙者と非喫煙者ではプラークの蓄積量にはあまり差がない
・喫煙者では、炎症症状が隠されている
・喫煙者では生体が本来もっている免疫のはたらきが阻害されるために、歯周病の進行につながる。 (喫煙者では唾液中のlgAや血液中のリンパ球の数が減少)
歯周病の進み方と歯周病原菌(P.g.菌、B.f菌)、糖尿病、喫煙などの歯周病のリスク因子の関係をオッズ比で比較すると、喫煙が最も大きな影響があります。
体に侵入した細菌や有害物質を除去するために白血球が到達する速度がたった1本のたばこで50%落ちると言われています。
歯周病は、内毒素というタンパク分解酵素(生体組織を破壊する力を持っています)を持つ悪玉3兄弟が発症の原因になっています。
・Porphyromonas gingivalis (P.ジンジバリス)
・Treponema denticola (T.デンティコーラ)
・Tannerella forsythia (T.フォーサイス)