長野県産地視察 | えふこんスタッフはいつも元気です!!

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皆様、こんにちは。岩本です(@w@)/

実は僕、今週の24、25日の二日間、長野県は上伊那農協さんとみなみ信州さんにお邪魔させていただき、産地の見学に行っておりました。本日は、そのご報告をさせていただきたいと思います。

まず一日目は、上伊那さんにお邪魔させていただきメリアとトルコのハウスを見学させていただきました
 
 
ハウスの中です。
アルストロメリアは、株を4、5年ごとに更新していくのですが、ずっと同じ場所に植えたままですと、株が養成できない性質があります。そのために2年ごとに株ごと植え替える必要があるそうです。そんなことをしているなんで、僕は全く知らなくてびっくりです
 
これが約半年たった株なのですが、4年ほどたつと・・・
 
これぐらいパワーのある株になります。株の養成はとても重要です
また、実はメリアは品種にもよりますが、地温を14~20度前後に保っておかないと、花芽が分化しないとのことでした。畝が少し湿っているのは、地温を低くするために中に水の入った容器のようなもとを入れているため、と説明されていました。これまた知りませんでした

次にトルコのハウスの見学をさせていただきました。
 
 
上伊那さんは、出荷しているトルコの殆どがオリジナル品種です。オホーツクの夏、仙丈の雪、仙丈の華などなど。既に出荷は始まっておりますが、これからが一番の出荷のピークを迎えます。
上伊那さんは、現在大体6:4の割合で八重の生産のほうが多くなっているようです。ただ、もともとの一重のトルコを大事にしていきたい気持ちも強く、一重品種も使っていただきたいとおっしゃっておりました。皆様、今年の上伊那産のトルコは、八重はもちろん一重品種も是非使ってみてはいかがでしょうか?
そして変わらず、今年も上伊那産のトルコを宜しくお願いいたします。

二日目は、みなみ信州さんにお邪魔してダリア、ブルースター、ヒモケイトウの圃場を見学させていただきました。
 
ダリアのハウス内です。現在は株を養成していました。あえて花を残すのは、その方が株を養成できるからです。また近年、ブルモサスを使用してダイアの課題の一つである花持ちの改善にも積極的に取り組んでいました。
 
ブルースターのハウス内です。ブルースターは可愛いです
続きまして、山道を車を走らせていると突然現れました!!
 
 
山がきれいです。そして、人の後ろに高くそびえたっているのが・・・
 
 
ヒモケイトウの圃場でした。手の届かないぐらいの高さまで成長していました。このような場所でこんな風に育成していることに驚きを隠せませんでした。
 
いい天気でした。山も綺麗です。濃い緑色の部分は、これからメインの秋の商材の一つ、トウガラシの圃場です。
 
コニカルブラック
 
コニカルグリーン
色が赤く変わるとコニカルレッドとして出荷されます。

僕は場外仲卸ですので、このような産地を見学させていただく機会は本当に貴重で、すごく勉強になりました。今回、連れて行っていただいた市場関係者の方(特に兄貴、すごくお世話になりました)、JA全農長野の皆様、生産者の皆様、本当に貴重な体験をさせていただきありがとうございました。これからもよろしくお願い申し上げます。

それでは、本日のブログはここまでです。また次回お会いしましょう(@w@)ノシ

F.CON (株)大阪鶴見花き取引機構

岩本 瞬史

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