「こうしている時間が好き」byフラワーデザインf-conscious -128ページ目

手書きのメッセージ

我が家のお年玉くじ。切手シートが5つだった。
どなたからかな~と、当たった年賀状を見たら
その一つは夫が能登の学校でお世話になった
事務のNさんという60歳近い?優しいおばさん。

年賀状のメッセージを眺めていたら、
「たまに夫の手伝いに行っています」という一文があった。
その言葉を見た途端に、何気によく目にしていたその光景が
脳裏に浮かび、懐かしくて涙が止まらなくなってしまった。

能登では3年間、港のある海辺の小さな漁師町に住んだ。
Nさんの旦那さまは船でお仕事をされてるようで
ちょうど海辺のバス停の辺りに船をつけて
時々2人で仲良く網を引っ張っておられた。

撮影で東京へ仕事に出掛ける時など、朝一でバスを待つ私に
Nさんは船の上から穏やかに笑って会釈をされ、
気さくな旦那さまは、明るく「おー!気ぃつけてな!」と
手を振って声をかけてくださったものだ。
Nさん達の背景には上がったばかりの朝日が眩しかった。


いつも能登を思っているし、忘れてることなんて絶対無いけれど、

おかげで静かにキラキラ光る田舎の海辺の様子をまた思い出させてもらった。


年賀状なんていいやとか、返事も出さないとか、色んな人がいるしそれはそれでいい。

だけど、私はやっぱり手書きのメッセージを添えた年賀状をずっと続けていくつもり。