又吉さんが、敬愛する芥川龍之介さんの命盤から、参照‥。
ダウンダウンダウン

アップアップアップ芥川龍之介の命盤

比肩一貴の命式である。
自分の星(水)に星4つ大過(多くある)がある事を大過と呼ぶ。

比肩一貴とは?個性が強く、マイペースで我が道を行くタイプ。一匹狼的な所があります。プライドが高く、曲がった事が嫌いで、竹を割ったような性格です。 苦労強く、文才と名声をもたらす、壬辰のかいごうが日と年にある。

彼の才能は印授性のものではなく(印授性とは?学問芸能などの才能がある)食傷的才能(傷官的才能とは?感性、インスピレーション、感受性が強く人の心をみぬく力)があるので、感性とか閃きにかなり比重の高い才知を伸ばす事ができる。墓が2つあるので、歴史物などに興味を抱く。

大運を見ても、彼が才能を発揮して名作を残したのは、大運が21才~30才までの食神 墓、偏官の時期です。福禄と才能、人気のでる星である食神と歴史を秘めた墓の性情によって、才能が世に現れます。
1915年羅生門を発表
1916年に、夏目漱石から鼻を激賞され、
1920年に、芋粥、地獄変、藪の中、など短編名作を発表!

傷官 絶に変わってから、才能と体力の衰え、喪失感と言う重なった運気の悪循環に耐えきれず、とうとう自殺!傷官大過(木)の所に、星が多く重なる事を大過と呼ぶ。
一種のノイローゼを発する時期。
こんな時は、気を休め、無理をせず自分を攻めない!事が大事である。

!!
1927年は、流年 丁卯 正財 死
比肩から正財が尅され、宝である命を‥。

彼の壮絶な人生を、命盤から読み解く事ができるのです。

but、この命式が比肩一貴という、孤独で一匹狼的な生き方だったからこそ、人に訴える事なく、追い詰められた考えになる。
だからこそ、悲しい結末で人生を閉じる事になる。

人は、一人では生きて行けない!
人に支えられ、助け合い、認めあうこれを怠ると、天才も凡人も悲しい決末を選択しなければならないと‥。


千凡のつふやき‥。