息子は、毛が長いので太って見えますが、実は痩せっぽっちです。
食べてもでんぷん質が全部排出されているそうです。
何でもかんでもかじってしまい、それでもお腹を壊さなかった息子は胃腸が丈夫なのかと思っていましたが、案外胃腸があまり丈夫ではないそうです。
逆に、少し痩せなきゃいけない娘は、小さい頃よくお腹を壊したりして、胃腸が弱いのは一目瞭然でした。
ハスキーと言う犬種は胃腸が弱い子が多いと聞きましたが、この子達も例外では無く、免疫力を付けて胃腸を丈夫にしてあげる手伝いをしてあげないといけません。
何だか、まだまだ私は知識不足なんだなぁって思いました。
何故、こういう話になったかと言いますと、実は、息子がお腹を壊しました。
それで、係り付けの病院に行ったのですが、その時に息子は胃腸が弱いと先生が教えて下さいました。
息子がお腹を壊すのは、我が家に来て初めての事だったので、私はとても驚いてしまいました。
食べても痩せているって辺りで気付けよって感じですが・・・。
でも、腹を壊した理由は、食物ではありませんでした。
排泄の時に草むらをクンクン嗅ぎ回ったりして、鼻や口から何かしら菌が身体に侵入してしまう事があるのだそうです。
そういう時に、免疫力が低下していると、お腹を壊したり、体調を崩したりするのだそうです。
今は、昔と違って草むらを自由に行き来させるのも怖い時代になりました。
こんな田舎に住んでいても、大地は汚染され、危険地域になっているのです。
何処にどんな地雷があるのか、分からない時代です。
彼等を守ってあげられるのは、私達ですし、草むらを避けるだけでは済まない事も多々あります。
こういう経験の一つ一つをわんこと共に生きる人達に伝えて行く事も大切な事なのだと思いました。
この子達だけのネットワークだけでは、きっと、伝えきれない事もあるでしょうし(笑)
だから、人間が手を貸してあげなければいけない事が沢山沢山あるのだと思いました。
だって、この子達は自分で出来ない事が沢山あるのです。
人の手を借りなければいけない事が沢山あるのです。
食事の準備や寝る場所を作ってあげる事もですが、身体だって洗ってあげないといけませんし、耳掃除だって歯磨きだって、爪切りだって、抱き締めてあげる事だって、仲間を助けてあげる事だって、私達が手伝ってあげないといけません。
「犬の十戒」
ってあるけれど、十戒に書いてある様に、一度一緒に生きて行こうと決めたら、とことん付き合って行く責任があるのです。
生命に責任を持つって本当に責任重大だと思います。
その見返りではないですが、彼等は、私達に寄り添い、一生懸命生きる事の意味を日々教えてくれています。
それこそ、見返りを求めずに!
人間だけなのかなぁ、見返りとか求めたりするイキモノって・・・。