こういう仕事をしていると、様々な確執に出会います。
例えば、レイキ。
レイキは沢山の流派的な団体がありまして、その何処のレイキも自分が一番みたいに言います。(言っていないかもしれませんが、私はそういう方にばかり出会っています)
創設者の臼井甕男先生は、きっと、そんな確執で、誰が一なんて望んでいなかったと思います。
でも、何処のレイキが一番だとか、何処のレイキが波動が良いとか、みんなこぞってあちこちのレイキを取りまくっていました。
私はと言えば、何処がどうのとかにこだわるよりも、極めたい!って気持ちが大きかったから、そういう争い事には参加しませんでした。
同じ様に・・・アロマの世界でも、何処の協会が一番だとか、マッサージの技法もヒーリングの技法も沢山沢山数え切れない位あって、やはり、多かれ少なかれ、そういう争いと言うか、あっちの方がどうだとか、こっちの方がどうだとか、そういう話はセラピストの中で飛び交っていました。
沢山の争いを見て来たり、中傷を見て来たせいでしょう。
ある時から、私はそういうモノ全てが本当に嫌になりました。
そんな処に身を置いている自分がとても嫌になりました。
争いの無い場所へ・・・。
自分の信じたモノだけの処へ・・・。
それが、私の願いになりました。
それが、娘と息子に教わった事かもしれません。
子供達には、そんな事どうでもいいのです。
私が、どんな肩書きを持っているのかなんて、どうでもいいのです。
ただ、私が私であれば。
ただ、側に居てくれれば。
ただ、私が生きて、元気で側に居れば。
動物達って本当に純粋です。
ズルいとか、汚いとか、人の足を引っ張る事ばかり考えているのは人間だけで、この子達には関係のない話なのです。
誰かと比較する事もなく、日々、一生懸命に生きている姿を見ていたら、自分が恥ずかしくなりました。
彼等と居ると、本当に正直になります。
ズルい事も、誰かと比較する事も、どうでもいい事になって行きます。
だって、そんな事しても何にもならない、時間の無駄だって、教えてくれる。
そんな事思い悩むより、一生懸命生きる事の方が大切だって。
一緒の時間の方が大切だって。
そんな事を教えてくれます。
だから、私は、そういう争い事からも、比較する事からも離れて、自分の信じた事で、彼等を癒して行こうと思いました。
それが、ヒトの本来あるべき姿なのかもしれないなぁって最近では思うのです。