わんこは、私達の身体と異なって、体毛があります。
私達は暑ければ皮膚から汗を発散しますが、わんこ達は足の裏から汗をかきます。
この足の裏、アスファルトの上を歩き、汚染された土の上を歩き、毎日毎日ここから少しずつ、毒素が身体に侵入して行きます。
出来るだけ、アスファルトの上を歩かせない様にしたいとは思っていても、汚染されていない、電気も通っていない様な場所にでも行かなければ難しいかもしれません。
だからこそ、日々出来る事。
私は、毎日彼等の足を拭いて、身体を拭いていますが、この時にエッセンシャルオイルを使用しています。
エッセンシャルオイルとは、アロマオイルって言葉の方が分かりやすいかもしれません。
アロマセラピーで使用するオイルの事です。
アロマセラピーって何でしょう?って話になりますが、アロマセラピーとは日本語で「芳香療法」と言います。
植物100%から抽出された天然のオイルを身体に取り込む事で身体の様々な不調を癒して行く療法です。
それには、香りを嗅ぐ事で、鼻から入ったアロマの香りが脳を刺激し、神経中枢を刺激する方法と、肌に塗布し、体液に入り込んだアロマが身体の隅々を通過して、老廃物を汗や尿等と一緒に排出する方法とがあります。
日本にアロマセラピーが入って来た時と、今では考え方も使用方法も異なって来ていますが、本来の考え方は上記に示した事が基本的な考え方になります。
日本は、先進国に比べて、アロマセラピーの知識が大変遅れています。
そして、アロマセラピーの知名度や、信憑性、信用性が大変遅れています。
そもそも、先進国、ヨーロッパでは医師が薬として、処方してくれます。
でも、日本での扱いは雑貨です。
ヨーロッパで薬扱いのアロマは、日本では食器や雑貨と同じ扱いなのです。
それには、大きな理由がある事を私はその当時は知りませんでした。
それは、日本に入って来るアロマオイル達は、香りを楽しむ為、リラックス目的、ほんの趣味程度の扱いだったので、それ程品質の良いオイルが出回っていなかったって事。
品質のあまり良くないオイルでマッサージを施しても、リラックスにはなっても、それが、本当の癒しに繋がってはいないって事。
薬事法や様々な法令に引っ掛かるって事。
例えば、アロマセラピーのマッサージは、マッサージって言葉は使用出来ません。
国家資格を持つ方だけが使用して良い、マッサージと言う言葉。
これで、治ります!とは言えないのはお医者様ではないって事とか、これで痩せます!って言ってはいけないとか・・・様々な難関があるって事です。
でもね、時代は変わりました。
日本にも、医療レベルのハイレベルなオイルが出回る世の中になって来ているのです。
それは、きっと、アロマセラピーが日本に入って来た頃からあったのですが、日本では、飲用、直接塗布は禁忌になっていたので、広まる迄に時間が掛かっていました。
でも、沢山のマニアックなアロマセラピストであれば、ヨーロッパでどんな使われ方をしているか、どんな扱いなのかは、多かれ少なかれかじっているかと思います。
そんなアロマセラピスト達や、最初からそういう固定概念を埋め込まれていない人々が、医療レベルのアロマオイルを普及させている世の中になっています。
世の中は変わって来ています。
確実に。
アロマの世界も大きく変わりつつあります。
確実に。
私は、何年も前から、その狭間でずっと考えて来ていました。
ずっと、身動き取れなかったってのが本当の事かもしれません。
でも、そう言いつつも、新しい使用方法をもう何年も前からずっと実践して来ているのが現状です。
勿論、子供達にも。
話は脱線しましたが、わんこ達には、この足の裏、肉球はとても大切な箇所なのです。
肉球のお話はまた今度!