先日の雪で、お店の前の道の雪が残ってしまい、凍ってしまっています。
それを見ていた相方が、どうしてもきになるらしく、シャベルを持って道に出て行きました。
全部一人の力で除雪するのは大変だけれど・・・と言って、真っ直ぐに一本除雪をして歩きやすい様にしてくれました。
道行くお年寄りにとても感謝されたそうです。
自転車の学生さんにも感謝されたそうです。
飲食業を営んでいる割に口下手な相方は、こんな事でもなければ話をしない様な方と挨拶を交わし、お礼を言われたのだと言いながら帰って来ました。
「不思議だよね、きっと、普通に歩いていたら絶対に挨拶も話もしない人達が声を掛けて来るんだよ」
って言いながら。
自分の敷地では無い道。
見ないふり、気付くかないふりも出来たのに、
「ちっとも偉くないのにね・・・。逆に申し訳なくってさ・・・」
と話す彼。
雪が全く接点の無い筈の方との会話の機会を与えてくれた様です。
でも・・・。
そんな彼が除雪したしぐ後に、ごみを捨てて行く輩、わんこの糞を放置して行く輩が居るんです。
どうしてそういう事平気で出来るのかなぁと思いつつ、それは私が処分しました。
誰もが自分の出来る事を精一杯しつつ、誰もがもう少し優しくなったら・・・この世界はもう少し住みやすくなるのかもしれません。