日本って国は摩訶不思議な国です。
国の代表が変わるって時でも、他国から攻撃されそうになっていても、バッシングの嵐になっていようとも、何の変化もなく生活しています。
それだけ、国ってモノに無関心って事でしょうか・・・。
それは、私も含め、国全体の意識がその様な教育を受けて来たって事もあるのでしょうけれど。
先日、ある講習会の中でのお話です。
何処の国もGNPを高めて行く事に躍起になっている中、「GNH」を高めて行く事に目を向けている国があるそうです。
その「H」とは何かと言えば、「HAPPINESS(幸せ)」の「H」なのだそうです。
国民が幸せでいる事こそ、国の発展だと言う考え方。
国民全体が幸せで家族との団欒の時間を大切にし、人間らしく生きて行く事を国が推奨しているのだそうです。
だから、
「国民は8時間以上労働してはいけない」
とか、
「国民は8時間は睡眠を摂りましょう」
と、国が国民に訴えるのだそうです。
そんな国ある???
そして、無駄に森林を伐採したり、自然を破壊しない様にも配慮しているのだそうです。
勿論、その分、発展途上部分もあったり、文化的には最新の機械を取り入れて生活が便利だとかではないみたいですが。
でも、国民の97%が「幸せ」だと答えているそうです。
国民が、この国に産まれ、生活をしていて「幸せ」って答えられる国ってどの位あるのでしょう。
日本ではどの位の人が「幸せ」って答えるのかな。
日本では、誰が首相になるかとかでもめているけれど、本当に話し合うべき事ってきっともっと大切な事。
国民が安心して笑って「幸せ」って誰もが言える国になるのが、本当の意味での国が豊かになる事なんじゃないのかなぁって、この国の話を聞いて、自分の国について思いました。
本当の意味での幸せって、人間らしく生きて行く事、自分らしく生きて行く事なんじゃないのかな。