いつからでしょうか。
自分自身が人と自分を比べなくなったのは。
いつからでしょうか。
勝敗にこだわってばかりいたのは。
気付いたら、自分自身がとてもとても変化していました。
アロマを始めた頃には、続けて行く事、サロンを開く事が勝ち組だと言われて来ました。
そして、気付いたら幾つものマッサージ方法を習得して、認定校になっていました。
レイキを始めた頃、「レイキはヒーリングの入り口にしか過ぎない」とか、「何処のレイキ?」等と中傷される度にイラッとしていました。
そして、気付いた時には、そんな事を言っているよりも極める方を選択していました。
自分が好きだったアーティストも歌詞の中で「従う事は負ける事」と歌っていました。
何よりも自分のプライドが大切だった気がします。
いつの間にか、不要なモノでがんじがらめになった自分自身の人生。
自分は満ちているのに何か足りない、何が足りないのだろうと探し続けて来た気がしています。
どうしてでしょうね。
何もかも要らなくなってしまったんです。
満ち足りている事に気付いた時、何かを足すのではなく、引いて行く事の大切さ、シンプルに生きて行く事の必要性に気付いてしまったみたいです。
こんな事をここで書いていても埒開きませんが、物を捨てて整理する事と心の整理は似ています。
物を捨てると、それ迄執着していた何かも捨てる事になります。
物を捨てた事によって執着も捨てているのです。
足りない物を探すよりも今自分に有る物、在る力、在る能力を使う方が良い事だって沢山あります。
今でもプライドは大切だと思います。
プライドを持って生きていると思っています。
でも、本当に大切なプライドとは、誰かと競い合って負けたくないって考え方のプライドではなく、自分自身のして来た事に責任を持って胸を張って生きて行く事こそ真のプライドだと思えるのです。