今週の目玉は、G2の弥生賞ですが、以下のデータを見ると
2強で仕方ないようです。
では、見てみます。
実績馬が優勢!
過去10年の優勝馬10頭は、いずれもJRAの芝1600m以上のレースにおいて「2勝以上」をマークしている馬だった。該当馬は3着内率38.5%と、好走率の面でも優秀だ。
コディーノ、キズナ、カミノタサハラ、ダービーフィズ、サトノネプチューン
エピファネイアまでの6頭。
また、過去10年の優勝馬10頭中、2012年のコスモオオゾラを除く9頭はJRAの重賞かオープン特別において優勝経験のある馬だった。こちらの該当馬は3着内率48.8%と非常に安定している。
コディーノ、サトノネプチューン、エピファネイア
さらに、過去10年の優勝馬10頭中、2005年のディープインパクトを除く9頭はJRAの重賞において5着以内となった経験のある馬だった。
該当馬の3着内率は40.4%に達しており、こちらも各馬の実績を評価するうえで重要なポイントと言えるだろう。
該当馬は、クロスボウ、コディーノ、ミヤジタイガ、キズナ、ヘミングウェイ
バッドボーイ、エピファネイア
ここで、3着以内の有力馬は、コディーノ、ミヤジタイガ、キズナ、ヘミングウェイ
バッドボーイ、エピファネイア
前走の距離に注目!
過去10年の3着以内馬30頭は、いずれも前走が「芝1600~2000m」のレースだった。
前走が「ダートのレース」や「芝1600m未満」、「芝2000mを超える」レースだった馬は評価を下げるべきかもしれない。
なお、前走が「芝1600~2000m」のレースだった馬のうち、そのレースが「関西圏(中京・京都・阪神・小倉)」の競馬場だった馬は、「関東圏(東京・中山)」の競馬場だった馬よりも優秀な好走率をマークしていた。
臨戦過程を比較する際は、前走でどの競馬場のレースを走っていたかにも注目したいところだ。
ここでは、ダートを使ったマイネルクロップ以外の全馬が該当。
関西圏のレースを使っていたのは、ミヤジタイガ、キズナ、ヘミングウェイ
バッドボーイ、エピファネイア
JRAの重賞を経由してきた馬が好成績!
過去10年の3着以内馬30頭中24頭は、前走で「JRAの重賞」に出走していた馬だった。一方、前走が「JRAの重賞以外」だった馬は3着内率9.7%と苦戦している。
なお、前走が「JRAの重賞以外」だった馬のうち、そのレースで「3着以下」に敗れていた馬は好走例がなかった。
前走が「JRAの重賞以外」で上位に食い込めなかった馬は割り引くべきだろう。
クロスボウ、コディーノ、キズナ、ヘミングウェイ、バッドボーイ、エピファネイア
多頭数の年は内枠有利!
出走頭数が13頭以上だった年(2007~2008年、2010年、2012年)の3着以内馬12頭中9頭は「1~3枠」の馬だった。
15頭立てだった昨年も、1着コスモオオゾラ(3枠5番)、2着トリップ(2枠2番)、3着アーデント(3枠4番)と内めの枠に入った馬が上位を独占している。
多頭数なら枠順も大きなポイントと言えそうだ。
今年は12頭のレースです。
あえてこのデータを出しているところが、「外」を指しているようです。
勝ち馬を探せ! FOR THE WIN WIN5実績と臨戦過程をチェック!
過去7年の優勝馬7頭は、いずれもJRAの芝1600m以上のレースにおいて2勝以上をマークしていたうえ、前走がJRAの重賞で、そのレースで5着以内に入っていた馬だった。
実績、臨戦過程ともにこのあたりが優勝を狙うための最低条件と見るべきだろう。