今回も第87回中山記念のデータを見てみます。
4コーナー“6番手以内”が圧倒的!
過去10年の4コーナーの位置別成績をまとめると、勝ち馬10頭は「先頭」組が3頭、「2~6番手」組が7頭と、すべて4コーナー“6番手以内”の馬で占められていた。
なかでも「先頭」組は勝率30.0%、連対率50.0%と、他を圧倒する成績を挙げている。
また、「2~6番手」組からは、3着以内馬30頭のうち16頭が送り出されており、今年もこの“6番手以内”組優勢の傾向が続くのか、興味深いところだろう。
リアルインパクト
トーセンレーヴ
シンゲン
ルールプロスパー
アンコイルド
シルポート
ダイワファルコン
トシザマキ
ダノンバラード
タッチミーノット
中でも注目の先頭組は、ダノンバラード、ダイワファルコン、シルポート、ルールプロスパーの4頭。
さらに言いますとシルポートは逃げ馬ですのであり、今回人気が無さそうなだけに注目です。
前々走と前走の単勝人気をチェック!
前々走と前走における単勝人気を比較した成績では、前々走と前走で「ともに1番人気」組と「前々走より前走の人気が上」組が勝率で10%、連対率で20%、3着内率で30%以上の数値をマークしており、残り2グループとの好走率の差は歴然としている。
前々走と前走でともに1番人気の馬や、前々走より前走の人気が上の馬が出走してきたら、ノーマークは禁物だろう。
今回は、どちらも1番人気だった馬は居りません。
前々走より人気が上がった馬は、
リアルインパクト
シンゲン
シルポート
タッチミーノット
先のデータからここでも浮上しているのは以上の4頭で、ここでもシルポートは残っています。
前走4着以下からの好走も可能性十分!
前走の着順別成績を集計すると、好走率トップは前走「4着」組で、その数値も勝率25.0%、連対率33.3%、3着内率41.7%の優秀なものだった。
3着内率で2番手につけたのは、33.3%をマークした前走「5着」組。
また、前走「6~9着」組は3着内率こそ 20.0%で5番手にとどまっているものの、連対率では16.7%で3番手につけており、前走「4着以下」から巻き返して上位に食い込んでくるケースが多いことがわかる。
前走の着順が4着以下であっても、軽視は禁物かもしれない。
ここでは、穴馬の好走を指呼しており、前走4着と云う馬は1頭います。
ルールプロスパーですが、この馬は障害から参戦で今回は人気が無さそうですし、平場オープンのレースで好走しており、今回は斤量も4キロ軽くなるだけに外せない穴馬です。
勝ち馬を探せ! FOR THE WIN WIN5
前走敗戦馬は勝ち馬との着差で明暗が…
前走1着馬の成績と、「2着以下」の馬については勝ち馬との着差別成績をチェックすると、2008年以降の過去5年の勝ち馬は、前走「1着」か、前走が「2着以下」であっても勝ち馬からの着差が「0秒5以内」の2グループから出ていた。
勝ち馬探しなら、前走の着順だけでなく、勝ち馬との着差にも注目すべきだろう。
アンコイルド
ダノンバラード
タッチミーノット
ここまで見ると上記3頭が中心のようですが、穴馬が浮上しているだけに
波乱と見て馬券は、以下の3×4の馬連、ワイドで狙いたい。
第87回中山記念
アンコイルド、ダノンバラード、タッチミーノット
VS
リアルインパクト、シンゲン、シルポート、タッチミーノット
中山記念の画像の左の馬は、シルポートです。
それを見てもとても怪しいですね。