私の持つ、ダイアグコード・リーダーでは読めない、VW ゴルフ5の故障コード。
先輩にご足労を掛け、カチカチと読み取り、めちゃくちゃ出てきたエラー
DSGに関わるものは出なかったのが、驚きと幸い??
複雑な心境で終わりました。
おまけに、ステアリング・アングルセンサーが逝っていることも発覚。
センサーのプライスが思ったよりも、するそうです。
要するに、電子的なトラブルではなく、シャラシャラとノイズがすることから
機械的な破損ではないのかな?という判定と、分解してみてからの
総合判断を取るしかなかろう!ということで、ダイアグコード診断を終了とします。
そこで、トランスミッションのクラッチの熱容量の限度値に問題が起きるのではないのか?
と、DSG専用オイルの交換サイクルを調べてみると記録がない。
これは、メンテナンスに問題があったという考えを持つしかないだろうとした。
空冷オイルクーラーがあるが、ブリーザーは見当たらず・・・・・
ミッションオイル交換と作動油の交換がこのトランスミッションの構造上、従来のものより
シビアな環境にあるが故、オイルのプライスも高いだろうし、交換サイクルだって早めに
なることは容易に想像ができる。
これが、できたうえで チューニングの提案があります。
DSGへいく入出力信号の保護という意味合いでのノイズキャンセラーの装着。
つぎに、DSGは動き出すとトランスミッション表面に電位差に変化が起きやすいという特性があります。
この電位差が電気系統に悪影響を及ぼしますので、同電位に近い状態を保つことができる
表面コートを施工することで、トラブル防止におおきく貢献することができました。
これは、似たようなトランスミッションでの応用も効きますのでお勧めです。