10モード。この言葉はあまり好きではない。
なぜか?というと、陸運支局でよくこの言葉でいぢめられるからだ!
10モード・15モード等よく、カタログに記載してあります。
何パーセントの人が理解しているのか?といつも思います。↓↓
10・15モードとは、10の走行パターンを想定したテストを3回行った後、
15の走行パターンのテストを1 回加えたテストの結果による燃費の表示方法です。
10モードはやや市街地に近い走行パターン。
15モードは郊外で条件の良い道路を走ったときを想定したパターンです。
チューニング車両を陸運支局に車検で持ち込み、エンジンルームに変化があると
改造申請が 要・不要 の議論で、盛り上がってしまいます。
そこで、出てくるのが、この10モード燃費試験結果レポート請求。
このテスト結果を書類として要求されるのですが
莫大な費用と時間が掛かるので、今の私には無理。この殺し文句(一撃)で困ってしまうことが
たまにあります。陸運支局としては、当然なんでしょう!お仕事として。
長い前置きでしたが、トラストのe-manageをノーマル車両に取り付けでセッティング
しました。ノーマル車両に意味あるの?という質問が予想されます。
まずはラムダ計を取り付け、監視&学習! 全体の燃料マップを検討して
燃調を絞っていく・・・・ついでに点火時期も・・・・絞る。 その結果はパワー&ECOに繋がる。
明らかに以前より、燃焼が良くなった。ラムダ計の数値でも判るし、直感でも!
エンジン音や排気音がなめらかな音色に・・・・・変化! 気持ちが良い変化を助手席でも確認できた。
これは良いチューニングだ!走行距離10万キロオーバーの33のスカイラインでしたが、
やるべきだ!と思った。比較的安価でここまでやれるe-manageをこれから見直して行こう!
現車合わせ 最高!運転が楽しくなる。
ノーマル車両を否定する気はありません。低回転から高回転までの全域が満足できる車両は
無いか、超高価なものしか存在しないはず。
ノーマル車両は10・15モードの走りをすれば、ベストな クルマだと思う。
そういう風に創られているように思う。狭い日本国仕様。stop and go 低速走行にはベストだと。
しかし、 40キロの法定速度を、みなさん40キロで走っていない
現実から 考えてみる と ズレ が 生じている。すこしの補正が必要ですね!
10・15モードに合わせられた感がある、 エンジン仕様 排気 吸気
これをお客様スタイルに合わせられる 改良 を していきたいと思っています。
合わせられる良い時代が来ているのに!