東大阪不動産情報@不動産エージェンシー -484ページ目

不動産取引でトラブルにあわない方法②

「不動産はトラブル産業」ともいわれています


ひとつの不動産取引の中にも


(お客様には想像もつかないような)たくさんのトラブルの種がひそんでいます


そんな種をひとつひとつ摘んでまわるのが


プロである不動産業者の 最も大切な役割 です




ただ、悲しいかな 業者自身が


その役割を忘れているように見受けられる場合も多く


お客様に買ってもらえそうな物件を探したり


値引き交渉をしたり(それも大事な仕事ですが)


そんなことを仕事の 最優先課題 にしている業者が多いようにも思います




また、それと同時に


お客様自身が


業者の役割を 物件探しと値引き交渉 くらいと


考えてる場合も多いのではないでしょうか


「物件を探してくるくらいで 物件価格の約3%も手数料とるなんてボロモウケだね~」


などとおっしゃる方が多いのはその証拠かなって思います




しかし、不動産業者が


契約書や重要事項説明書に印鑑を押す(売主であれ仲介であれ)という行為は


その取引を将来にわたっても プロとして責任を負うという意味 なのです


だからこそ仲介手数料というものが存在し


お客様が思うより高額だったりするのです


その責任を軽く考えて 充分な物件調査もせず


お客様に契約させてしまい


後日、われわれ不動産協会の調停が必要になったり


はたまた本格的に提訴されたり・・・


そんな業者は自身が負っている社会的役割を


軽んじているとしか思えません




また 「仲介料がもったいないから」と


「売主直売」とか「手数料不要」の物件ばかり狙っているお客様にも


不動産取引の恐ろしさを


もう少し知っていただきたい


・・・・・・






ナ~ンていうものの



「実際仲介手数料ってバカにならないですよネ」



そこで なんですが


極力 支払う経費(仲介手数料)を安くして


しかも トラブルにもあわない方法があるんですヨ


それは・・・







「物件探しという仕事」



「取引上のアドバイス(や注意)をする仕事」



別々に発注しちゃうんです



たとえば



①手数料の要らない新築一戸建を自分で見つけてくる



 (このネット時代、情報は溢れかえっています 本気になればどんな商品にだってたどり着きます)





②あらかじめ見つけておいた 信頼できる不動産業者に



 「この物件を買う事にしたのだが 売主業者のいうことを鵜呑みにするには



 不動産の知識も乏しく不安である。仲介手数料なみとはいかないが



 いくらかお支払いするので セカンドオピニオンとしてアドバイスしてもらえないか?」



 と依頼する





③不動産に精通した知人とか親戚とかいう設定


 (もしくは正直に付合のある不動産業者として・・・


 この場合売主業者や販売代理業者はいやがるかもしれませんが)で


 ②の業者さんに物件説明や契約に同行してもらう



 また同行が難しい場合は契約書や重要事項説明書を事前に入手し


 一旦、②の業者さんに説明してもらったり


 わからない部分を質問したり


 物件によっては再調査してもらう



 契約時に売主業者が突然今までと違う話をはじめたときなどは


 臆せず②の業者さんと連絡をとり



 自分だけで(勢いにまかせた)判断をしない



 (この場合②の業者さんの仲介印などは押せないと思います


 したがって、②の業者さんは一般論や客観的な範囲で


 アドバイスを行なうにすぎません


 ただし、それだけでも非常に高い確率でトラブルは回避できます


 また、いくらくらいの料金なら引き受けてくれるかは


 取引の内容や取引とのかかわり方の度合にもよると思います)





デモ いちばん良いのは


信頼できる業者さんに物件も探してきてもらって


仲介業者として契約書に仲介印も押してもらう


(仲介料が必要になりますが)ことに変わりはありません




デモデモ どの業者が信頼できる業者なのか見定めるのはヤッパリ難しいですよネ




いずれにしても複数の業者さんの意見をきくということは


それだけでも トラブルを回避するには有効な方法ですし


前回 お話したように


「物件探しと同時に(信頼できる)業者探し」


これは是非やっていただきたい




「だ~か~ら~ どのような業者が信頼できる業者なんですか?」




・・・・・・先ほども言いましたが やっぱり、これが一番難しいんです




というわけで


次回からは私なりに業者さんを見分ける方法を提案していきたいと思っています


是非 のぞいてみてください








ではパート3 お楽しみに


(ふ~っ 今日はがんばって書いたで~)








不動産取引でトラブルにあわない方法①

前回お話した「取引相談(苦情解決)」の業務のおかげで


相当な数の「不動産取引上のトラブル」を見聞きしています


トラブルの内容は千差万別


解決方法もケースバイケースです


ただし、バラバラに見える多くのトラブルには共通項もあります


それは・・・


「トラブルにあった消費者の多くが『物件は選ぶが 業者を選んでいない』」


ということです


希望にあう物件を探しあてるまではいいのですが


ほとんどの方は


「たまたまその物件を扱っている業者と何の疑念も持たず


取引しているのです」


一番ひどいのは売主直売の物件に「この物件大丈夫ですか?」


と質問するようなケースです


そんなこときかれて「さあ どうでしょう?」などと答える売主がいるんでしょうか


(そんなの見たコトありません)


ほとんどの売主は「大丈夫です」と胸をはって答えるでしょう


そして、お客様はその言葉を信じて買ってはイケナイ不動産を買っちゃうんです


こうしてトラブルは今日もどこかで芽吹いているのです


「じゃあ どうすればトラブルを回避できるのか?」


そりゃそうですよね


一生に一度あるかないかのお買い物ですから


不動産購入のプロなんて普通のお客様にはいないですしね


答えは・・・


「物件探しと同様に 業者探しをするべきです」


だけど物件によってはその物件を扱える業者が限定されたりしますよね


「そんなときはその物件をあきらめてください」


とはいいません


どんな場合でも


貴方が信頼できる業者さんに


取引をお願いできる方法があります


それは・・・






詳しくはパート2をお待ちください

ただいま!

帰ってまいりました!

結局バスで大阪~東京往復しました

夜行バスは想像していたより快適でした



ところで、今回の東京行きは

不動産保証協会」の「取引相談委員」としてのお仕事でした


取引相談委員は

不動産保証協会の会員である不動産業者が

お客様から苦情を申し立てられた際

宅地建物取引業法に基づき

その両者間の調停を行なう役目を負っています


その調停の結果

業者がお客様に金員を返すべし、または支払うべし

との 結論が出されたにもかかわらず

業者が倒産していたり、資力が無かった場合協会が一旦、(お客様に)立替払いをし


後日、あらためて業者に請求するのです

今回は協会大阪府本部での決定事項をもって東京総本部に申請しに行ったのです不動産エージェンシー~SOHO社長の東大阪不動産日記




                      

                      東京総本部(全日会館)



その仕事以外の時間をもてあまし

近くの皇居や国会議事堂を見にいったり

昔住んでいた街まで足をのばしたり・・・



不動産エージェンシー~SOHO社長の東大阪不動産日記


これが昔住んでた「多摩川」駅前です

あまりにも何にも無い駅前は昔ながらで →

とても懐かしかったです







・・そんなこんなで無事任務を終え帰ってまいりました





帰りは23時50分新宿発のバスでした


不動産エージェンシー~SOHO社長の東大阪不動産日記













ちなみに2晩連続の車中泊明けのため

只今 強烈な睡魔と闘いながら書いてます

おかしなこと書いてあってもお許しください・・・




それではみなさん おやすみなさい