JLPGA観戦備忘録 -9ページ目

2011年マンシングウェア東海クラシック 雑感

どうも・・・

手首の故障が長引くのかと思われていた智恵ちゃん・・・

この大会から復帰してくれました。


私めもブログを復活せねばと・・・

ここのところ仕事も忙しく、体調も考えると夜遅くPCに向かうにも無理があってなかなか記事を更新する意欲が湧かないでいました。

これからはかなり簡単に雑感として各大会で思ったことを綴りたいと思います。


マンシングウェア東海クラシック・・・新南愛知CC、名古屋から南に下ったところにあります。

この時期、翌々週の日本女子オープンを含めてこの中京地区で立て続けに行われる大会の一つです。


提供で気づいたのですがマンシングウェアってデサントのブランドなんですね・・・

デサントのブランドにはさくらプロのルコック、三貴プロのクレージュ、他には私としてはお気に入りのカッター&バックなど多数を従えています。

マンシングになりますと私の田舎町のデパートでもコーナーを持つくらいメジャーなゴルフウェアですね。


この大会は初日からGOLFNETWORKで中継がありましたが、この各ブランドがサポートしているプロが結構取り上げられていましたか・・・


でもその初日中継、いきなり智恵ちゃんが冒頭よりしっかり取り上げられて、JLPGAの顔として復帰祝いって事なんでしょうか。

更にダイジェストつきでしたのでたっぷり見れました・・・

初日の智恵ちゃんはファンの心配をよそに、ピンにしっかり絡めるショットと安定したパットで5バーディのノーボギーでTOPタイで終えます。

ショットの切れを見る限り、本当に手首は大丈夫と思えるほどでした。

そして2週間のブランクで心配されたパットも良いタッチでここまでの好調をキープ出来ていました。


ところが2日目・・・前半でダボを2つ叩いて失速して、後半も-1まで後退するのを携帯速報で見て、手首の調子が思わしくないのかと心配してしまいました。

それでも終盤に2つバーディを盛り返してくjれた中継映像を見る限りは手首は問題無いようでした。

どうも前半お天気の具合で風に負けてしまったみたい・・・練習不足で自信を持ったショットが打てないとそうなるのかもしれません。


そして8位タイでスタートした最終日は幸先良くバーディ発進しますが、その後はパーを重ねる我慢のゴルフ・・・

チャンスホールの15番ロングでバーディを獲りますが、この日の智恵ちゃんの位置では中継に掛かるのは最終ホールがやっとでした・・・

しかも最後1mくらいのパーパットのみか・・・と思って見てたら、智恵ちゃんこのパーパットがカップに蹴られてボギーフィニッシュ・・・残念でした。

最後何故かインタビューされる智恵ちゃん。どうもショットが全く思うようにならなかったとの事。

結局TOTAL-4の8位タイで終了。


でも、3日間の記録をみると・・・パーセーブ率が92.6%、パーオン平均パット数が1.80、パーオン率75.9%でリカバリー率が10/13ですから、パットが悪かったように見えます・・・

でもその実はパーオンしてもそれくらいチャンスに着けることが出来なかった内容だという事が判ります。

前回優勝した時とパーセーブ、パーオンともほぼ同じで、パット数1.65だったのが異なる・・・

今回も1.65だったら逆算するとTOPに並ぶ計算になります。

そして初日が完璧だったことを考えると残る2日が如何に苦しい内容だったかと・・・


コメントにも手首の痛みは無いと言ってましたが・・・何らかの違和感はあるのでしょう。

そして2週間の練習量の不足が初日好調だったゴルフを一晩で変身させる要因であることは容易に想像がつきます。

久しぶりの真剣のラウンドにその反動が翌日出るのは当然かもしれません。

まあ少しずつ練習を増やしていけば、技術的にはなんら問題は無さそうなので焦らず我慢することだと思います。



最終日、優勝を競ったのは地元の二人、服部真夕プロと金田久美子プロ・・・

2日目単独TOPに立った大山プロは最終日序盤からスコアを崩し、争いから脱落しました。

そして15番のピンチをロングパットのバーディで逆に突き放した真夕プロが逆転で優勝です。これで3勝目ですね。

そう言えば彼女の初優勝も智恵ちゃんが勝手にこけて逆転優勝でした・・・あの時も長いバーディパットが決まったように思います。

そして川奈での優勝もTOPを争っていた宋ボベプロが大きく崩れての優勝でした。

なんか淡々とプレーする中で相手が勝手にこけるリズムが生まれたりするのかもしれませんね。


最後に地元だけあって、初めてご両親の目の前で優勝する事ができた喜びに涙していましたが・・・

彼女、悔しい負け方ってのが無い?そんなイメージがあります。

逆にそんなシーンが増えるようになればかなり強い選手になると思うのですが・・・


また金クミプロは悔しい負け方でした・・・初めてでしょうか?

この戦いを糧に大きく化ける可能性はあるかもしれません。


では・・・







【祝】2011年 CATレディス 優勝!今季2勝目・通算9勝目!

どうも・・・

ブログ記事をなかなか書けないでいるなか・・・

智恵ちゃんが「それじゃ~これならば書くんでしょ?」って言いたいかのように、先週のCATレディスで今季2勝目を挙げてくれました。


確かに優勝した大会を放っておくわけにもいかないですよね・・・。笑


と言う事で今回は2011年 CATレディスの3日間について綴ってみます。


場所は神奈川県静岡県箱根町仙石原の大箱根CCになります。

ここは箱根でも一番北に位置し、芦ノ湖の上あたりになります。当然温泉地ですね。


真夏の大会でともすると暑さとの戦いになるイメージもあるのですが、今年は天候が雨模様もあって肌寒いくらいの中での大会になりました。


そしてこの大会はTV朝日系列での中継なので、本当ならば「全部見せますシリーズ」があるはずなんですが、この時期は甲子園の高校野球の中継の都合もあるようで、地上波での中継は最終日のみと寂しいかぎり・・・

でも、代わりにってことでしょうか、CSのGOLFNETWORKのほうで「とことん1番ホール生中継」を2日目と最終日にやってくれました。


今回はこのCSでの中継を含めて智恵ちゃんをTV観戦した内容について綴っていきます。


今年のCATレディスは初日からマネークイーンレースのTOPを走るアンプロといきなり一緒の智恵ちゃんでしたが、5バーディ、1ボギーとTOPと3打差の3位タイとまずまずの結果で終えました。


この初日の智恵ちゃんのプレーは最終日の朝の中継でハイライトを流してくれましたので、その内容をまとめてみましょう・・・

1番470yロングは2オン可能なホールですが、智恵ちゃんも2打目をグリーン横のカラーに運んで1mに寄せてバーディスタートです。

2番437yと長いミドルも下りの3mのバーディパットを最後一転がりで沈めます。

3番をボギーにしてしばらく足踏みしたあと・・・

7番329yの短いミドルでは2mをしっかり沈めるバーディ。

9番517yロングでは3打目をアプローチウェッジで50cmに寄せナイスバーディ!

10番370yミドルでは6mのパーセーブパットを沈めるナイスセーブです。

13番484yロングでも4mのバーディパットを沈めナイスバーディでした。

初日から結構パットが入っているような印象を受けました。



そしてCATレディス2日目の朝・・・1番ホールの中継です。

この日の組合せは三貴プロと森田理香子プロと・・・智恵ちゃんより飛ばすお二人とです。

ウエアは黒のポロシャツにグレーのチェックのミニスカート。

私としてはこんなすっきりとしていてお洒落な感じが好きです。


この大会のキャディーは大溝さんです。智恵ちゃんとのコンビは記憶がありませんが・・・

大溝さんは10年くらい前、片山晋呉プロが賞金王になった時のキャディーのはずです。

それに福島プロはメジャーのサロンパスカップを優勝した時も担いでたと思います。

ですから既に何勝も挙げている定評あるベテランのプロキャディーさんです。

 

1番470yロングの1打目はFW右目232yに飛ばします。2打目は3W?かグリーンのわずか左にこぼれます。

アプローチはピン手前4mと寄せきれませんが、これをしっかり沈めてナイスバーディ発進です。

そして2番以降の内容はこれも最終日の中継でハイライトで流されましたので、簡単にまとめます。


2番437yミドルの2打目、残り134yを9Iでピン手前1mにつけ連続バーディ。

前半はこの後オールパーとして折り返し・・・

10番370yミドルでは5mをしっかり沈めるバーディ。

11番372yミドルでは残り123yの2打目をピンそば50cmにつけ楽々ナイスバーディ!

12番175yショートでは2mのフックラインを沈め3連続バーディ!

そして13番484yロングでも4mのバーディパットを沈め怒涛の4連続バーディでついに二桁アンダーにします。

続く14番ボギーで一歩後退しますが、

最終18番で残り140yの3打目を3mにつけ、上がりバーディとし・・・


結局2日目を7バーディ1ボギーとしTOTAL-10で2位の森田理香子プロに2打差の単独TOPで最終日を迎えることとなりました。



いよいよCATレディス最終日・・・この日も午前は1番ホールの中継です。

この日は練習からたっぷりと生中継してくれてました・・・

ウエアはピンクベースのボーダーに白シャツがレイヤード風になってるの・・・これって、アルバトロス+エースを出した時のウエアですね。そして下はお天気が優れずピンクのレインパンツです。

ラフでのアプローチショット、バンカーそしてレンジへ移ってSWからアイアン、FW、ドライバと何時ものようにたんたんと練習をこなす智恵ちゃんです。


そしてインタビューも流してくれました・・・

『最終日TOPスタートは得意ってわけじゃないですけど・・・過去の優勝は全て確かにそうですけど・・・過去のことなので、今日は今日で一生懸命やるだけ・・・グリーンの状態、雨の影響など注意していきたい・・・』

そんな感じの智恵ちゃんでした。


練習はパッティングに移りますが・・・結構短いのを外している感じです。

ちょっと心配になってしまいます。笑


そして最終組として智恵ちゃんの名前がコールされます・・・そう既に8勝しているんです。それでも優勝を争ったこのスタートティーの緊張感は変わらないのかも知れません。

最終日の組合せは4打差で上原彩子プロと2打差で森田理香子プロです。

彩子プロも下をピンクのレインパンツを履いているため、うちのカミさんが 「どっちが智恵ちゃんかわからないね・・・」って、遠めに見ての事ですが・・・

私、「体系(体格)が全然違うだろ」って・・・笑


ではCATレディス最終日1番から中継で見た内容です・・・

1番470yロングの1打目、FWセンタ229yに運びます。2打目は残り222yを5W?で狙い花道の真ん中からグリーンに駆け上がり、ピン手前10mに2オンします。ドライバーといい、このFWも完璧に見えました。

そしてこのイーグルトライは上りのフックライン?ですが、しっかり打った感じでカップ右をボール2つくらい外れて50cmオーバーします。いつもの智恵ちゃんにしてはちょっとタッチが強めな感じに見えました。まだ身体が硬いのかも・・・そう思いながらも楽々バーディ発進です。これで-11。

しかし、理香子プロもグリーン右カラーでのアプローチを絶妙に寄せて楽々バーディ。彩子プロも4mくらいのバーディパットを放り込んでナイス発進でレベルの高い最終組を予感させてくれます。


そしてここからは午後の中継までPC速報と首っ引きです・・・

しかし智恵ちゃん、最高のスタートを切ったと思ったのですが、3番をボギーにしてしまいます。

どうも2打目をバンカーに入れて寄せ切れなかったらしい・・・


そして4番、中継の途中ダイジェストで紹介がありましたが、グリーン周りからのアプローチミス、ピンを大きくオーバーしてしまい連続ボギーとし-9に後退。理香子プロに並ばれます。

同じくダイジェストより・・・

それでも智恵ちゃんは続く5番158yを1mにつけバーディーとし直ぐに引離します。

その後パーを重ねて・・・

迎えた10番370yミドルを2mのバーディチャンスにつけますが、パットミスでバーディを逃します。

その後もパーを重ねる智恵ちゃんに対して、併走する理香子プロも11番から13番までバーディ、ボギー、バーディと並びはするも抜き出るに至りません・・・


そしてここでネット速報は中断になります・・・当然何時もの通りネットでの情報を遮断して地上波での中継が始まるのを待ちます。


中継が始まると、14番380yの2打目から・・・どうも直前まで急な雨で中断していたらしい。

智恵ちゃんの2打目は残り164yからグリーンを捉えますが手前10m。

ここからのバーディトライは惜しくもボール1個右を抜け50cmオーバー・・・ここはパーとします。


続く15番553yロングの2打目はグリーンまで240yのFWセンタからきっちりレイアップします。

3打目はピンまで92yのアプローチはピン手前3mのバーディチャンスにつけます。

しかし先に理香子プロにバーディを決められて力んだ訳でもないのでしょうが、智恵ちゃんはこのバーディパットを右に外してしまい、パーとします。

これで理香子プロ-11、智恵ちゃん-10とついにリードを許してしまいました。


しかし直後の16番421yミドルで理香子プロはティーショットを右斜面のラフに入れてしまうピンチを招きます。

ここで智恵ちゃんの1打目は狭いFWのセンターをしっかりキープします。

2打目、理香子プロはグリーン手前にレイアップするのがやっとでしたが、智恵ちゃんは残り158yを完璧なショットでピン真っ直ぐに手前2.5mのバーディチャンスにつけます。

解説のプロも「突っ込むのに勇気がいるショットでした・・・」と言うと、それが聞こえた訳でも無いのに智恵ちゃんは『凄い勇気でしょ!笑』って大溝キャディーに伝えていました。

理香子プロはアプローチをショートするミスを犯し2パットのボギーとしますが、智恵ちゃんはこのバーディパットのスライスラインを読みきりバーディ×ボギーで逆転し、再び単独TOPに立ちます。


17番170yショート1打目、智恵ちゃんはフェードの掛かりが悪く、ピン左手前10mにオン。

理香子プロはその内側6mくらいにつけます。

智恵ちゃんのバーディトライは絶妙のタッチでカップ淵で止まるもののタップインパー。

理香子プロは惜しくも外してパーとします。


いよいよ最終18番、528yロング・・・ロングヒッターの理香子プロにもまだまだチャンスはあります。

智恵ちゃんの1打目はスキ見せる事無く、FW左側をしっかりキープします。

対する理香子プロは右のラフでこれはレイアップするしかありません。

智恵ちゃんの2打目もピンまで85yのベストポジションにレイアップします。

3打目、智恵ちゃんは先にピン傍につけて勝負を決めたいところですが、当たりが悪くピン手前8mにオン。まだまだ勝負の行方は判りません・・・

1打差で追う理香子プロもピン横4mのバーディチャンスにつけ最後まで諦めません。

智恵ちゃんのバーディトライは、これを入れて勝負をつける気持ちがはっきりとした強めのパットで、フックを読みすぎて1mほどオーバーします。


この時点で放送時間の残り具合からみてプレーオフは無いことは判っていました・・・


しかしながら智恵ちゃんが残り1m下りパットを残しているのを見て、次の理香子プロのバーディパットが決まれば再逆転も有り得ると思っていました。


そして、理香子プロの4mの下りフックラインのパットは・・・ラインに乗って智恵ちゃんもこれは入ったという表情を一瞬見せた瞬間カップの右をわずかにそれ勝負有り。

まだ智恵ちゃんのパットが残っているのに理香子プロも勝負があったと感じたのか涙しながらタップインします。


そして智恵ちゃんのウィニングパットは後のコメントであった「彼女の涙が無駄にならぬように」との言葉の通り
TV画面で見ててもびっくりするくらいの強めのパットを放り込み勝負を決しました。


智恵ちゃんはカップインの後、数回のガッツポーズを見せて、最後まで勝負を捨てなかった理香子プロを抱擁しながら「最後ナイスパットだったよ!」って言っているようでした。

確かに入る入らないは時の運・・・それぐらい悔いの残らない絶妙のパットだったと思います。


智恵ちゃんはコメントにあるように最終日の途中「優勝に相応しくないゴルフ・・・」と自分のゴルフ内容を否定していましたが、これは常に完璧なショットを求める智恵ちゃんらしいコメントだと思いました。

ただプロのトーナメントとして、勝負がどちらに転ぶか判らない展開にギャラリーは盛り上がる・・・そんなこともあるって事を知ってもらえたのでは無いかと思います。


最終日の智恵ちゃんは3バーディ、2ボギーのtoday-1、TOTAL-11で今季2勝目、通算9勝目を挙げました!

本当におめでとうございます!


3日間の記録としては・・・パーセーブ率が92.6%、パーオン平均パット数が1.65、パーオン率74.1%でリカバリー率が10/14ですから、例年通りこの大会はボギーを抑えた者が勝つ・・・その通りになりました。

最終日前半は珍しく後輩(ナショナルチームの)との対決に力みが入ったような内容だったみたいですが、中盤はしっかりとショットを立て直し、勝負処でしっかり魅せるゴルフをしてくれました。

これに智恵ちゃんが納得するようなゴルフ内容になれば本当に『強い有村智恵のゴルフ』の実現となるのだと思います。


以上、CATレディス・智恵ちゃんの中継の内容でした、長くなりました・・・笑



さて、今週は北海道・苫小牧でのニトリレディスですが、残す最終日はTOPと1打差でのスタートですから2週連続優勝の期待は高まりますね・・・

そしてTOPから2打差に19人がひしめく大混戦ですから、智恵ちゃん自身も順位よりまずスコアに拘ったゴルフに集中できそう・・・

我々ファンとしても結果は時の運と考え、智恵ちゃんが良いゴルフが出来るように声援を送りたいですね!


では・・・



【祝】2011年 スタンレーレディス 優勝!通算8勝目!

どうも・・・

JLPGA観戦備忘録と題しながらブログ放置してしまってました・・・

決してJLPGAを放っておいたわけでないのですが・・・


しかしながら智恵ちゃんの1年3カ月ぶりの今季初優勝ですから記録しないわけにいかないですよね。笑


と言う事で遅ればせながらですが、

2011年 スタンレーレディスの3日間について綴ってみます。


場所は静岡県裾野市、御殿場の下辺りになりますが東名CCです。

私も最終日だけでも観戦に行く計画を立ててみたのですが、仕事の都合もあり断念していました。


このスタンレーレディスは古くからの智恵ちゃんファンならば御存知のことですが・・・

その2007年大会、智恵ちゃんはまだ優勝に手が届いていない頃のことで、初めてプレーオフにもつれ込んだ大会です。

その時は台風の影響で1.5Rに短縮された大会で桃子プロ、さくらプロとの最終日16番ショートを3度回って勝負を決する事になったのです。

さくらプロが先に脱落して桃子プロとの一騎打ちで智恵ちゃんが2mのバーディチャンスに着けたんですが、桃子プロが5mくらいバーディパットを先に捻じ込んだ後に智恵ちゃんが決められず涙を飲む結果になっています。

その時もショットは他の二人より確実にバーディチャンスに着けていたんですが・・・

「初優勝が1.5Rの大会?」って事も頭をよぎったと悔いていましたっけ。


それから2年後の2009年大会ではこれも最終日濃霧でハーフラウンドに短縮される事になった中、単独TOPで臨んだ最終日を危なげなく逃げ切って通算3勝目を挙げた大会でもあります。


そして2011年今シーズンの大会は初日からとてつもない事を智恵ちゃんはやってくれました。

この初日、智恵ちゃんはフロリダミニキャンプを経て休養十分で臨んだとはいえ、全米女子プロを予選落ちしてから3週間ぶりの大会になり、試合勘の方がちょっと心配でもありました。

仕事中に携帯速報で確認してみると案の定、バーディ合戦が繰り広げられる前半で智恵ちゃんは1バーディのあとボギーで後退です・・・

ところが御昼休みで携帯を確認してみると先程EVENで40位台だったのが一桁台・・・

ん?いっきに-3って?もしかしてまた・・・やっぱり出ました『アルバトロス!』凄い!

2009年のフジサンケイ以来、それに2度目って智恵ちゃんだけのはず・・・そう直ぐわかりました。

後半もロングでバーディを取りますが伸ばしきれない感じの智恵ちゃん・・・

で、午後仕事の合間に再びスコアチェックすると・・・

「お◎!こんどはイーグルか!・・・え!ここショートってエースですか!すげー」って感じでした・・・

あ、仕事中なんで声には出していないです。笑


結局初日、1ダブルイーグル、1イーグル、4バーディ、2ボギーのtoday-7で単独TOPスタート。

アルバトロス+ホールインワン、やっぱり国内では男女プロでも誰も達成していなかったようです。

中島常幸プロがミドルホールのホールインワン=アルバトロスってのがあるらしいですけど。


前回のアルバトロスは連続写真がhpのHPで公開されましたが、動画はありませんでした・・・

今回も初日のOUTコースなのでどうかと思いながら、夜の各スポーツニュースを全て録画して確認しみると、今回はしっかりアルバトロスもホールインワンもしっかり映し出されてました。

アルバトロスは500yを越えるロングの2打目が190yくらいでした・・・打ち降ろしで300yドライブってことですね。

この距離を今年から入れているUTの#3で綺麗にカップの真ん中から入ってました。

そしてホールインワンは因縁の16番でこれも奇麗にカップに転がりこみました。

ニュースでは17番のあわや連続イーグルのショットも映し出されてました。


スポーツニュースでも伝えてましたが、どうも二つを1ラウンドで達成するのは3万年に1度とのこと・・・

これはJLPGAツアー記録からの計算で、ホールインワンは一人が604ラウンドに1回、アルバトロスは17896ラウンドに1回らしいです。

この掛け合わせですから10809184ラウンドに1回になり、毎日1ラウンドとして、29614年に1回でまあ3万年に1回ということらしい。

これは一人が毎日ラウンドしてって計算ですから、JLPGAツアーとして計算し直してみると、3日間トーナメントで約270ラウンドで年間35試合として9450ラウンドですから約1100年に一度ってことになりますか・・・

まあ、どっちにしても次は見れない計算には違いないです・・・笑


しかしながら初日の成績は智恵ちゃんとしてはバーディが少なかったことに不満が残っているようでした。

「2ホールで-5なのにTOTAL-7って・・・」みたいなコメント、智恵ちゃんらしいかも。


そして2日目ですが・・・

前回アルバトロスを出したときは2日目80の大叩きで失速した事が思いだされましたが、あの時は雨風にやられた感じでしたから仕方なかったと思います。

この日も初日と同じく智恵ちゃんはもたつきます・・・観戦されている方のコメントによれば短いパットを幾つか外していたようです。

この日も仕事の合間に携帯速報で確認してますと、前日アルバトロスを出した8番をイーグルです。

ニュースで見ましたがこの日は16mのロングパットをねじ込んだイーグルでした。

しかし後半二つボギーでEVENに戻して、この日TOPの野村敏京プロと3打差に開いてしまいましたが、終盤4ホールで3バーディとしてTOPタイとし首位を譲りません。

15番ミドルは2打目をベタピンの20cmにつけるスーパーショット。

前日エースだった16番はこの日もピン横1mにつけるナイスバーディ。

そして18番では5mのバーディパットを決めなければ最終日最終組に残れない事をリーダーズボードで確認し、しっかりと沈める勝負強さを見せてくれました。

ん~、なんでこの大会は2日目の中継が無かったのか・・・まあ、ニュースで流れたから良かったですけど。

結局2日目の智恵ちゃんは1イーグル、4バーディ、3ボギーでtoday-3でTOTAL-10

野村敏京プロに並ばれてTOPタイですが、2打差の中にさくらプロを含めて6人がひしめく混戦となって最終日に臨むことになりました。


いよいよ最終日・・・

この日の最終組はTOPタイで智恵ちゃんと敏京プロそして1打差で藤田幸希プロです。

一つ前の組に2打差のさくらプロがいますが、さくらプロがスコアを伸ばすと大歓声がプレッシャーのように聞こえて来る・・・

今までもそんな大会を見てきましたから、どうしてもいらぬ心配をしてしまいます。


ところが智恵ちゃんにプレッシャーを掛けたのは一つ前どころか、10組前でスタートしたしのぶプロでした・・・

日曜日は休日でしたから朝から智恵ちゃんのスタートに合わせてPCで速報をチェックしてると、智恵ちゃんの順位が一つ下がります・・・

誰?って確認するとしのぶプロが7番まで連続バーディのあと8番をイーグルとしてTOTAL-12まで伸ばします。

智恵ちゃんは1番のバーディのあとそのスコアに気付いたようですが、10組前の見えないリーダーの出現に逆に自分のスコアを伸ばすことに集中出来たようです。

チャンスホールの3番で「3万年に一度だね」と小田キャディ言わせたティーショットのミスもOBを逃れたラッキーをしっかりパーセーブに繋げると、ここから智恵ちゃんもゾーンに入ります。


では、中継に掛った内容をホール順に綴ってみます・・・

1番ミドルはピン横4mのバーディトライをしっかり放り込み幸先良いスタートです。

4番ショートではピン横50cmにつけるスーパーショットで楽々バーディ・・・しのぶプロが後半スコアを一つ落とした事もあってTOPに返り咲きます。

5番ミドルの2打目もピンそば1mにつけ連続バーディ。

6番ショートでは5mのバーディトライを放り込み3連続バーディ。

7番ミドルではラフからの2打目をピンそば50cmに着け4連続バーディ。

そして最終日の8番は2オンこそ出来なかったですが、グリーン周りからチップイン逃しの50cmに寄せて楽々の5連続バーディ。

結局前半の智恵ちゃんはノーボギーの6バーディで一気にTOTAL-16に伸ばす中、しのぶプロも後半は全く伸ばせず-11のまま、TOPタイでスタートした敏京プロも-10のまま、そしてさくらプロも8番イーグルで伸ばしますが-10止まり・・・いよいよ智恵ちゃんの一人旅です。


しかし智恵ちゃん、ハーフターンで状況を確認して安心した訳でもないのでしょうが後半はスコアが止まります。

そして13番をボギーとし一歩後退したところでPC速報も中断されます。

ここからはいつもの通りネットの情報を遮断してTV中継を待ちます。


中継に入ると初日の智恵ちゃんの偉業が映し出されます・・・

そして14番395yのティーショットから・・・しっかりFWセンタに運びます。

2打目ピンまで116yをPWで狙いますが、当たりが薄くピン手前10mに2オン。

このバーディトライは1mショートしますが、しっかりパーセーブ。

15番365yはティーショットを3WでFW右に運びます。

2打目ピンまで93yをPWでピンデッドに攻めますが、バックスピンで3m戻ってしまいます。

しかしこのバーディトライをカップ右いっぱいでくるりと回りながらナイスバーディ!再びTOTAL-16にします。

追ってきたのが同じ事務所の藤本麻子プロ。-12にしていましたので、また安全な差に広げることができました。

16番135yの最終日はかなりグリーン手前めにピンが切られてましたのでピン奥6mに2オンします。

このバーディトライはスライスの良いタッチでしたが左を抜けてパーとします。

17番374yのティーショットはバンカーからうまくキックしてFWをしっかりキープ、距離も出ています。

2打目はピンまで85yをSWで狙いますがクラブが潜った感じ?達磨落としってやつでしょうかグリーン手前に大きくショートします。

3打目、花道から砲台グリーンへのアプローチはピン前3mに3オン。

このパーセーブパットはスライスラインが左に抜けてボギーとし-15に後退です。

18番536yのティーショットは左に出ますが斜面からカート道をキックして1stカットまで出てきます。

2打目は5Wで確実に運びますがこんどは右の1stカット・・・

3打目ピンまで119yのアプローチは確実にグリーン中央、ピンの左6mにパーオン。

この時点でリーダーズボードで2位さくらプロと3打差であることは確認できていたはず・・・

このバーディトライはスライスラインがかなり弱めに50cmショート・・・ウィニングパットを残しておいた感じでした。

最後ウィニングパットをしっかり沈めて、満面の笑みを見せながら大きく手を挙げて歓声に応えます。


優勝インタビューでは・・・「1年3カ月、長かった・・・、この優勝誰にお礼を述べていいのか・・・」と智恵ちゃんにとっても長かった期間にあったであろういろいろな思い出が頭の中を駆け巡ったのかここに来て涙ぐむ智恵ちゃんです。

そして・・・「ここではまだまだ言い足りないので・・・すぐにまた優勝してお礼を言いたいと思います!」と宣言する智恵ちゃん。

これはたぶん御世話になった方、力を貸してくれた方が多過ぎて1回の優勝ではお礼を返した事にはならないとの思いがあったんでしょう・・・


結局最終日は7バーディ、2ボギーのtoday-5、TOTAL-15で初日からTOPを譲らない完全優勝でした。

記録的にはパーセーブ率が87.0%、パーオン平均パット数が1.64、パーオン率72.2%でリカバリー率が10/15ですから、優勝できた中ではけっこうボギーも多かったように思います。

最終日の前半は集中できたゴルフ内容だったと思いますが、後半はスコアボードを見ながらのゴルフになったみたいでback 9で伸ばせなかったことがちょっと残念に思いました・・・

そして今回は韓国勢のアンプロと朴プロがお休みでしたし、先行したしのぶプロの失速やさくらプロの中盤のもたつきもあって、智恵ちゃんにとってはちょっと楽な展開になったためか・・・

まあそれだけスコアより優勝することに拘った内容のゴルフになったと言えるかもしれませんね。

何れにせよ智恵ちゃんの伸び代はまだあるって事・・・

たぶん智恵ちゃんはここで立ち止まるなんて事はしないんでしょう。

そんな宿題をもらいながらの優勝だったように思いました。


智恵ちゃんは全英女子の切符を逃していますので、合わせてエビアンも回避されて2週間のOPEN weekで宮城の被災地を慰問を兼ねてイベントを開催されています。

この大会のに掛ける思いはこのイベントを前にした意気込みでもあったようです。

そしてその大会で勝ちきる強さを見せてくれました・・・

これから後半戦も楽しみですね・・・


あ、エビアンで藍先輩が見事今季初優勝したようです。

なでしこJAPANの沢選手といい、智恵ちゃんの周りは刺激し合って凄いですね。

きっと智恵ちゃんもこれに応えてくれるのだと思います。


長くなりました、では・・・