私は、犯罪者だ。
いやその前に、クズだ。
元来、金にだらしない。
何度も何度も懲りて、もう立ち直ったはずだった。
家族もでき、真面目に働き、地道に暮らす。
運良く出世もできた。
地位と名誉とそれなりの収入が、簡単に入ってしまった。
地道な思考が、再び崩れる。
そしてまた、バカな私は調子に乗るのだ。
調子に乗ってカードを使い。それを借金で補う。
それを繰り返し、徐々に補いきれなくなる。
この頃から、私は自分に絶望し始めていた。
ほらまた、はじまった。
そして私は、会社の金に手を出した。
横領500万。借金350万。
結局バレて、全てを失う。
地位も名誉も収入も…何より、家族を含む多くの人々からの信頼を…。
ある日社長に呼び出され、示談書を書かされた。
妻と母も呼ばれ、保証人として署名させられた。
全員、気が動転していた。
普通なら、その場での示談書や保証人のサインなど、拒否していたハズだった。
拒否する雰囲気では無かったというのもあるが、取り憑かれたように全員サインをし、母印を押す。
あとで相談した弁護士に、この行為をとにかく責められた。
これさえなければと。
私がした事なので、刑務所に行くのは覚悟していた。
妻とも離婚し、私だけの債務として、その後少しずつでも返していくつもりだった。
しかしもう、私だけの問題では無くなってしまった。
私にあるのは、車ぐらい。
家は、亡くなった父の名義のままだ。
しかし、法定相続人である母がサインをしてしまった事で、この家を売らなければならなくなった。
売れば借金は返せるが、同居している私の家族…妻と子供と母と5人でアパート暮らしになるのか。
何より、年老いた母の死に場所まで、私は奪ってしまうのか。
そんな事、出来るはずない。
家を売らずに済む方法…あった。
生命保険。
私が死ねばよいのか。
私は鬱ではない。
心身ともに、憎らしいほど健康である。
だから、死にたくもないし、考えるだけで怖くて仕方がない。
しかし、他に方法がない。
前向き?に死を考えるしかなかった。
いやその前に、クズだ。
元来、金にだらしない。
何度も何度も懲りて、もう立ち直ったはずだった。
家族もでき、真面目に働き、地道に暮らす。
運良く出世もできた。
地位と名誉とそれなりの収入が、簡単に入ってしまった。
地道な思考が、再び崩れる。
そしてまた、バカな私は調子に乗るのだ。
調子に乗ってカードを使い。それを借金で補う。
それを繰り返し、徐々に補いきれなくなる。
この頃から、私は自分に絶望し始めていた。
ほらまた、はじまった。
そして私は、会社の金に手を出した。
横領500万。借金350万。
結局バレて、全てを失う。
地位も名誉も収入も…何より、家族を含む多くの人々からの信頼を…。
ある日社長に呼び出され、示談書を書かされた。
妻と母も呼ばれ、保証人として署名させられた。
全員、気が動転していた。
普通なら、その場での示談書や保証人のサインなど、拒否していたハズだった。
拒否する雰囲気では無かったというのもあるが、取り憑かれたように全員サインをし、母印を押す。
あとで相談した弁護士に、この行為をとにかく責められた。
これさえなければと。
私がした事なので、刑務所に行くのは覚悟していた。
妻とも離婚し、私だけの債務として、その後少しずつでも返していくつもりだった。
しかしもう、私だけの問題では無くなってしまった。
私にあるのは、車ぐらい。
家は、亡くなった父の名義のままだ。
しかし、法定相続人である母がサインをしてしまった事で、この家を売らなければならなくなった。
売れば借金は返せるが、同居している私の家族…妻と子供と母と5人でアパート暮らしになるのか。
何より、年老いた母の死に場所まで、私は奪ってしまうのか。
そんな事、出来るはずない。
家を売らずに済む方法…あった。
生命保険。
私が死ねばよいのか。
私は鬱ではない。
心身ともに、憎らしいほど健康である。
だから、死にたくもないし、考えるだけで怖くて仕方がない。
しかし、他に方法がない。
前向き?に死を考えるしかなかった。