開催日時 2022年10月12日(水)13:00~14:30
参加費
無料
申し込み締切
2022年10月10日(月)23:59
近年のデジタルの急速な発展に加え、新型コロナウイルス感染症拡大によりビジネスの価値観や人々の働き方が大きく変化したことは、BtoBマーケティングの分野にも変革を与えました。その影響は単なるマーケティング活動のデジタルシフトだけではなく、自社のビジネスが社会に与える価値を見直すことにつながっており、経営視点でプロセス全体が最適化された「顧客視点での経営」を意識しながら新たな時代のマーケティングに取り組む必要性が増しています。本セミナーでは、企業経営の環境が激変する昨今におけるマーケティングの重要性を議論します。
プログラム
PROGRAM
13:00~13:05 協賛社プレゼンテーション1
マーケティングと営業が「つながる」未来
株式会社セールスフォース・ジャパン デジタルマーケティング・ビジネスユニット事業本部 執行役員 事業本部長
二見 仁基氏
【講演内容】
さまざまな変化が訪れるビジネス環境で持続可能な成長を続けるためには、マーケティングと営業をはじめ部門間の連携が欠かせません。それぞれの部門が組織的にも業務的にも連携するための鍵のひとつは、テクノロジーで業務プロセスをつなげ、お客様にとっても一貫性のある体験を提供する仕組みづくりだと考えています。企業経営におけるマーケティング活動の大切さ、また、その活動を成果に繋げていくために欠かせない「マーケティングと営業が『つながる』未来」について、営業部門を統括する立場からお話をさせていただきます。
13:05~13:25 基調講演1
社会構造の変化と企業の心理変化がもたらす競争要因の変化
早稲田大学 名誉教授
内田 和成氏
【講演内容】
コロナ感染やウクライナ戦争の勃発など、これまでの常識が通用しない企業環境変化が起きている。一方で地球温暖化は待ったなしの状況の中で、ESGに代表されるサステナビリティ経営に舵を切る企業も増えてきている。経営者として、あるいは企業のマーケティング戦略を立案したりする人間は何をどう考え行動していくべきかのヒントを紹介する。
13:25~13:30 協賛社プレゼンテーション2
コミューンが描く、企業とユーザーが融け合う社会とは
コミューン株式会社 執行役員CMO兼SuccessHub事業責任者
杉山 信弘氏
【講演内容】
多くの企業とユーザーの関係性は「取引関係」のみで、コミュニケーションにおいては距離や垣根があります。いま、企業とユーザーは共創関係になることが求められており、コミューンはそのあるべき姿を「企業とユーザーが融け合う社会」と定義し、その実現のためコミュニティサクセスプラットフォームcommmuneという事業を展開しています。
13:30~13:50 基調講演2
マーケティングの可能性を引き出す
慶應義塾大学大学院 経営管理研究科
余田 拓郎氏
【講演内容】
BtoB領域においてもマーケティングがビジネスの現場に浸透してきたが、フレームワークが正しく理解され、企業の成長に十分にいかされているかといえばまだ心もとないと言わざるを得ない。マーケティングの可能性を引き出すために何が必要か考えたい。
13:50~14:30 対談
BtoB企業のマーケティング環境の変化と展望
早稲田大学 名誉教授
内田 和成氏
慶應義塾大学大学院 経営管理研究科
余田 拓郎氏
<モデレーター>
経済キャスター
江連 裕子氏