本日は、メダカにたくさん産卵させる方法を紹介します。
メダカって結構産卵にムラがあったりします。連日産卵していたのにぴたりと産卵しなくなってしまったり、ほとんど産卵しない、卵の量が少い産卵しても無精卵が多いなどたくさんの課題について解決方法をご紹介していきたいと思います。
初心者の方はぜひ参考にしてみてください!!
メダカが産卵するための条件
メダカが産卵するためには様々な条件が複雑に絡み合っています。代表的なものと解決方法を紹介していきます。
1、水温
メダカが産卵するために必要な最低限の水温は20度前後です。水温が低すぎると産卵しませんし、そもそも卵が孵りません。春であれば気を付けるべき必須ポイントなのですが夏場であれば気温も高く、気にされない方も多いです。
しかし、夏場の高水温はメダカにとって良くありません。メダカは比較的高水温に強い魚ですが、水量の少ない容器で飼育しているととんでもなく水温が上がってしまうことがあります。
水温上昇は酸欠にもつながり、メダカが体調を崩して、結果として産卵ができなくなります。
夏場はひさしを付けるなどして高水温対策を行いましょう。
2、日照時間
メダカの産卵に必要な日照時間は13時間以上といわれています。これも水温と同様で、春先であればいざ知らず、夏場では関係ないように感じるかもしれません。
しかし、メダカを室内で飼育されている方はもしかしたら日照時間が足りていないかもしれません。
照明をタイマーで管理するなどして日照時間13時間以上を確保してください。
3、給餌量
メダカの産卵は非常にエネルギーを使います。水質悪化を防ぐために餌を少量しか与えていないと、陥りやすいパターンです。繁殖は考えていない人はいいですが、しっかりとした産卵量を確保したい方は飽和給餌といって、餌を常にたくさん食べられる環境を作ってあげましょう。水質悪化は避けられませんのでこまめな水替えが必要になってきます。
メダカにおすすめの餌についてはこちらの記事を参考にしてください。
4、ペアの相性が悪い
ペアの相性が悪いことによって思うように産卵が行われないパターンもあります。ペアで飼育をしている場合はオス、メスを他のペアと入れ替えてみたりしてください。また、人間と同じで交尾の下手なオスのメダカもいます。こういったメダカはペアを入れ替えても改善されないので割り切って考えるしかありません。
また、若いメスは産卵量が少ないですが、少しづつ増えていきますので安心してください。
上記の項目を改善すれば産卵量を増やすことはできる!!
上記の項目を改善していけば産卵は自然と行われていき、メダカの産卵に関する悩みはなくなります。本来、シーズン中であればメダカは毎日産卵するものです。産卵しなくなったことには何か理由があるはずです。環境悪化や体調不良も考えられるので軽く考えずに改善をはかってください。
産卵した有精卵については、有精卵を100%孵化させる方法の記事を参考にしてください。
それでは、今回はこれで失礼します。
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