以前も書いたが、エルパトだのロレックスマラソンだのが理解できない。

 

 理解できないというのは失礼か。

 もちろん、そういうことをするのは人の自由だ。

 「今日はあるかしら?わくわく」

と楽しんでしている人は素敵だ。

 

 けれど、暑い中もしくは寒さの中何軒もの店舗を廻って

 「塩対応だった」

 「〇〇円も買ったのに、まだバッグを出してもらえない」

というのを聞くと(読むと)不思議だなあと感じる。

 

 何かを買うために嫌な思いがなぜできるのだろう?

 欲しいものが買える>嫌な思いをする

 ということなのだろうか?

 

 私は美しいもの綺麗なものときめくこと楽しいことが好き。

 楽しいはずの素敵なもののお買いものに修行のようなものを持ち込みたくない。

 たかがバッグ、たかが時計なのに。

 

 ところで、である。

 バッグを買うのに実績だのなんだのが本当に必要なのだろうか?

 確実に伝えられるのは自分自身の経験だけだから絶対とは言えない。

 

 もちろん、クリスマスやイヤーズギフトに何をもらえるのか、それとももらえないのか。

 ソルドへの案内はあるのか、あるとしたら何日めなのか、それともないのか。

 パーソナルオーダーができるのかどうか。

 そういったものはその年にいくら費やしたかによる。

 また「お得意さま」であれば、いわゆる「枠バッグ」もある程度の融通をきかせてもらえるのも事実だろう。

 

 けれど単に普通の人がバッグを買うだけなら、タイミングがいちばん大きいと思うの。

 違うかしら?