「最終章」と書いたが「最終話」が正しいかもしれない。

 いずれにせよ、「NHKと元夫と」というテーマはこれが最後である。

 そう、NHKから振り込まれたのだ。

 長かった。

 

 最初の話


  


 ふうん「NHK ホウソウジュシンリョウ」か。

 「返金」という文字はないのね。

 

 そう言えば一度もあちらから謝られたことはなかったな。

 もっとも、NHKのミスというわけではないので当然なのかもしれないけれど。

 

 NHKもお役所と同じで、粘り強く不備のないよう当たれば何とかなることが分かったのは収穫である。

 

 ちなみに元夫から息子への連絡は結局一切ない。

 ふふん。

 「母親の努力不足」

 「母親のコントロール」

 故に

 「僕が話せば息子は会いたがる」

のではなかったのか。