なかなか繋がらないことに辟易していたから、電話を掛けてもらえるのは助かる。
「担当者からお電話いたしますが、ご都合のいい時間帯はございますか?」
とオペレーター。
以前も書いたように、仕事柄簡単に電話に出られないのだ。時間帯だけ指定したところで難しい。そこで
「日によって違うので都合のよい時間帯というのはないんです。時間帯ではなく、日時を指定することはできますか?」
と聞いてみた。
「本日これからすぐには難しいのですが」
とオペレーター。
は?そんなことお願いしていない。
「そういうことではなくて、日にちと時間を指定できますか?」
と再度聞いた。
「では、ご都合のよい時間帯はございますか?」
だから!時間じゃないって。
事前に決めておかないと電話に出られないのよ。
「先ほどから申し上げているように、電話には出られないんです。日にちと時間を指定できるなら、その時間には電話に出られるよう待機しています。日にちと時間を指定できますか?いつ以降なら大丈夫でしょうか?」
「あ……は、はい。それでは何日の何時ごろがご都合よろしいでしょうか?」
やっと話が通じたよ。半分だけど。いつ以降って聞いたのに。
「明後日ならもう大丈夫ですか?大丈夫なら明後日の13時から14時の間にお願いいたします」
「承知しました。お電話ありがとうございました」
とほほ。
何なの?このオペレーター。
日本語が通じない。自分で考えていない。
マニュアルにない返答をされるととたんに受け答えができなくなってしまうのだろうね。
言葉遣いこそ丁寧だが、これではだめではないの。
「担当者」ねえ。
どこの人から掛かってくるのだろう?
さてさて、なかなか元夫の話に辿り着かない。
もうすぐ登場するので今しばらくお付き合い願いたい。