東京都の子育て支援である018サポートを申請してみた。
「難しくて分かりづらい」
「煩雑過ぎる」
「意味が分からん」
と散々に言われているこの申請サイト、本当にあんまりなサイトだった。
法務省にしろマイナンバーカードにしろねんきんネットにしろ、政府のサイトはどれもこれも使いづらいから、それらと比較して酷いと言うことはなかった。
そういう意味では想定内である。
いやしかし、はっきり言って「手続きはスマホでかんたん!」『マイナンバーカードならさらにスムーズ!!」ではない。
だいたいどうしてマイナンバーカードで本人確認をするのにアプリがいるの?
意味が分からない。
二度と使わなそうなアプリをダウンロードするのって莫迦莫迦しいことこの上ない。
ただ少し東京都の肩を持つなら「オンライン申請ガイド」をよく読んでから申請すればそれほど大変ではない。
ちゃんと必要書類も過不足なく書かれているし、個人情報保護のためのマスキングについても記載がある。
よく読まずに申請を始めて、文句を言っている人も多いのだろう。
少しだけ肩は持ってみたが、こういうのってガイドなんて読まずにスタートする人の方が多いことを本当は都は想定すべきなんだよね。
準備万端で申請をスタートしたつもりの私にも一つ罠があった。
情報を半角かなで入力するところがあるのだ。
iPhoneで半角の英数字なら入力するけれど、半角かなを入力なんてしたことがない。
PCで入力の仕方を検索したよ。
おかげでひとつ賢くなったけれど。
情報の入力は場所によって全角だったり半角だったり。
郵便番号にはスペースが必要だったり。
なんなんだ。
まるで息子がプログラミングを習い始めた小学生の頃に作ったサイトみたいよ。
結局申請をスタートしてから終わるまで私は15分掛かった。
先に子どもの委任状を写真に撮ったり、健康保険証をマスキングしておいたりしてもこれだ。
見切り発車で申請を始めたら、30分はゆうに掛かるだろう。
政府のサイトを作っているのっていったいどこなのだろう?
どれもこれもこれ程までに使い勝手が悪いと、入札に忖度があると思われても癒着を疑われても仕方なかろう・
所得制限なしに給付金をいただけるのはありがたい。
都に感謝である。
だがしかしである。
せっかくよい政策をしているのに、申請の煩雑さのせいで悪く言われるのはもったいないではないか。
もう少しなんとかならなかったのかしら。