香りの強いものが好きな娘なら分かるのだが、ハーブっぽい野菜をあまり好まない息子がセロリを愛している。生のままスティック状にしてそのまま食べる。

 「ぼく、野菜ってセロリとキャベツだけでいいや」

と言うくらいである。

 私も生のセロリは好きだけれど、トマトの方がいいな。というか、セロリとキャベツしか野菜がなかったら寂しいよ。


 さてさて、セロリを調理するときいつも悩むのが「すじをどこまで取るか」である。

 半分ほどの長さに切ったあと、端から包丁を引っ掛けて剥くように片面の両脇のすじを取る。その後、反対側もやはり端から包丁を入れ引っ張ってすじを取るのだが、このすじがたくさんある面は悩むのだ。

 どこまで取る?どれを取る?何往復する?

 舌触りが悪いだけだから別にどうでもいいのかもしれないが、口に残るのが嫌なのだ。

 



 そうそう、以前はスティック野菜と言えば味噌マヨ(そのときに家にある味噌とマヨネーズを適当に合わせ少しお砂糖を入れる)だったのだが、最近は島本の明太子マヨネーズが気に入っている。