ある国の王子が本物のお姫さまを探しています。ある日、ひとりの女の子が、私こそが本物だ!と言って現れます。そこで、お妃が40枚の敷布団と40枚の掛け布団を用意し、その一番下に一粒のえんどう豆を入れて寝かせます。
次の日、その女の子は
「豆が背中に当たって眠れなかった。気分は最低!」
と告白するのですが、それこそが本物の証ということで、王子と結婚するのです。
私はこのお話を子どもの時に読んだ時も、そんなに重ねた布団の下にある豆に気づくことができる人っているのか?と疑問を持っていました。
そんな小さなことにも気づく細やかな気配りと嘘をつかないことができる人こそが本物…
本物になれる自信ありますか?
そんなに重ねたお布団で寝るなんて、落ち着かないし、重くて苦しそうだし…って妄想してしまう私でした!