今シーズンのお楽しみのドラマと言えば、
不適切にもほどがある!
舞台は現在と1986年だそうですが、
観てみると、1980〜1986の流行が混ざってるようです。
ドラマの中の純子とドンピシャな世代ですので、
懐かしくて観てます。
令和の時代から当時の日常を見てみると、メチャクチャだったんだなぁと思いますが、自由と勢いはあったように思います。
そんなメチャクチャだった時代、私が中学生だった時の話。
ケツバットなんて野球部だけじゃない、女子生徒もありました(私だけだったのか?)
ケツバットは手加減されているのは分かっているので、当時は生徒も体罰と重く受け止めていませんでした。
阿部サダヲさんが演じる小川先生のような方が多かったです。
私が通った中学は公立ですが、マンモス校でした。
元気が有り余ってる生徒も多くて、先生も大変だったと思いますが、そこで生き残った長年勤められた先生達もかなりの強者で個性的でした。
そんなクセ強な先生の中で、私が忘れられなかったのは、数学のM先生(男性)。
見た目は地味目なポッチャリな先生。
授業も普通だったんですが、それはあるテストの日のこと。
その日の試験官としてやって来たM先生、教室内をゆっくり回っていたのですが、テストも終盤に差し掛かった頃、
「ダダダッ!
今週の第3位!
沢田研二!
六番目のユウウツ!」
…えっ?
と驚いたら、急に歌い出しました。
多分、前日にベスト・テンを観てたんでしょうね。
ノってきた先生が次に歌ったのは
沢田研二のス・ト・リ・ッ・パ・ー。
フリつきでノリノリで、教室内を巡回しながら
気持ち良さそうに歌ってました。
想像を超えた先生の行動に一瞬、驚きながらも、みんな何事も無かったように普通にテストを受けてました(笑)
毎日、色々な事があった学校なので、
生徒もそんな事くらいで動揺しない(笑)
そして問題にもされない。
隣の教室もテスト中だから、歌声は聞こえてるはずなんですけどクレームも出ず
今なら「教師がテスト妨害した」と問題になるんでしょうけど。
M先生の行動の理由は謎のままだけど、
その姿はしっかりと私の記憶に刻まれした。
今、どうしてらっしゃるかな?