2017年に見た映画総まとめ2月の巻! | 冷やしえいがゾンビ

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めっきりノータッチですが、メインは映画に関する垂れ流し。

2月に見たのは


グリーン・ルーム

マリアンヌ

スノーデン

ナイスガイズ!

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う。

ラ・ラ・ランド

マン・ダウン 戦士の約束

クリミナル 2人の記憶を持つ男


の8作。感想書いていきまーす。



グリーン・ルーム


故アントン・ウェルチンの主演作。冴えないロックバンドのメンバーが僻地のライブハウスでネオナチパンクな連中に監禁され殺されそうになり、脱出を計るホラー。


あんまり面白くなかったような気がするのは、楽しさやカタルシスよりツラさの方が強く、そのバランスが好みに合わなかったからか、あるいはドント・ブリーズのように一進一退の攻防を期待しすぎたのか。この監督の前作『ブルー・リベンジ』は完成度の高い傑作だと思います。☆☆★★★



マリアンヌ


ブラッド・ピットとマリオン・コティヤール共演の、ミステリアスでサスペンスフルな歴史物ラブロマンス。以下、自分のTwitterから感想を転載します。


なかなかに退屈であった!(個人の感想です)妻にかけられたスパイ容疑を晴らそうとする話。って事前に分かってるのにその展開になかなか踏み込まない。ちょっとリスキーな事をしてもブラピさん最強すぎてピンチの気配ゼロ。映画史に残るわけがないラスト。合わない…☆★★★★



スノーデン


実話ベースのノンフィクション。テンポ良く進むストーリーとキャラの色分け、サスペンス性、ツイスト、ニコラスケイジ、カタルシス。色んな面で好みにハマった一作、のような気がします。


ジョセフ・ゴードン=レヴィットが実在の人物に寄せまくった役作りが無かったら成立してない映画なのかも。演技面で見応えあるは間違いなし。☆☆☆☆★



ナイスガイズ!


ラッセル・クロウとライアン・ゴズリング主演の、凸凹探偵コメディ。おっさん2人のギャップコメディでありながら、もう1人のメインキャラとして中学生女子がからむことで面白さが爆発的に膨れ上がる。アクション、リアクション、ワードセンス、あらゆる角度で客を楽しませようとする姿勢にハリウッドトップのプライドを感じる。しっかり確実に笑わせてくれる秀作。☆☆☆☆★



雨の日は会えない、晴れた日は君を想う。


信頼できる男ジェイク・ジレンホール主演。妻を事故で亡くした男の喪失感を描く静かなドラマ。設定や展開が西川美和監督の2016年作品『永い言い訳』とのシンクロニシティを構成していてとても興味深い。


監督はカナダ国籍のジャン・マルク=ヴァレ。『ダラス・バイヤーズ・クラブ』でマシュー・マコノヒーに主演男優賞をもたらした確かな演出力が、ジレンホールの役者魂に火を付けない訳がない。


面白い展開が無いような気がしないでもないのですが、見応えだけで心を奪われるタイプの秀作です。変なセンスの日本語オリジナルタイトルは劇中から引用されている文章なので文句タレるのは野暮かもですが、元タイトルのDemolitionの方がハマってると思います。邦題『ぶっ壊す』でもいいくらい。☆☆☆☆★



ラ・ラ・ランド


古典のリメイクでなく、オリジナル脚本のミュージカルという無謀な企画を実現し、圧倒的な完成度とエモさで世界を魅了してみせたデイミアン・チャゼル監督。まだデビューして2作目、30歳そこそこの人間が作ったとは信じがたいゴージャス感。


ピアニストのセバスチャンよりも女優のミアの心情に深々と共感してしまいました。そんなアラフォーおじさんがいてもいいじゃないか!


追い詰められ希望が見えない中でミアが取った行動。逆転ホームランを打ってスポットライトとフラッシュを浴びたい!そんな願いで取ったあの行動…胸にザックリと突き刺さりました。


ミュージカル映画として存分に楽しく、センチメンタルでロマンティックなムードをさらに引き立てる楽曲の数々も心地良すぎ!オープニングからエンディングまで極上の時間に浸れる歴史的名作だと思います。☆☆☆☆☆

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マン・ダウン 戦士の約束


駄作を見たなー!と感じられた一作。アイディア・設定、オチも嫌いじゃないのですが、描き方がとにかく下手で遅くて面白みに欠ける。中盤以降はずっとイライラして、エンドロールで安堵するというバッドフィーリングこの上ない作品。こういうタイプの映画に日本人は甘すぎると思います。☆★★★★



クリミナル 2人の記憶を持つ男


見て良かったーーー!!!と感じられた一作。事故で死んだ刑事の記憶を死刑囚の身体に移植して…というB級感が溢れまくる設定ながら、ストーリー展開の面白さは完全にA級クラス!ハラハラ&ワクワク半端ないっす!


キャストは、死刑囚を演じているケヴィンコスナーを筆頭に、ゲイリーオールドマン、トミーリージョーンズ、ライアンレイノルズ、ガルガドット!B級設定のオリジナル作品にこれだけの面子が揃うのは脚本が良い証拠。


ケヴィンコスナーのワルっぷり鬼畜っぷりが予測を大きく飛び越えているものの、そんな男にいつのまにか感情移入して大好きにさせてしまう脚本がとにかく素晴らしい。テンポが早いストーリー展開も最高。オススメです!☆☆☆☆☆

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2月の巻は以上!3月の巻にも期待してくれよなっ!


1月の巻はこちらから

https://ameblo.jp/ez-chill/entry-12340356302.html


3月の巻はこちらから

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