三大商人
30年ほど前の話ですが、
大学を卒業して、大阪の貿易商社に就職しました。
その頃は、商社マンとして頻繁に中近東やアフリカなどへ商談に出かけました。
海外へ行くと、様々な商売人に出会います。
ユダヤ、華僑、インドは世界の三大商人と言われていますが、
以下は私の経験から気づいた特長です。
ユダヤ商人→合理的?
例えば、土産物屋さんなどで物を買うときに値切り交渉を重ねます。
散々値切った後に、「支払いはクレジットカードでも構わないか?」
と、尋ねます。
お店はやっと買ってもらえるので、「カードでもいいですよ」と引き受けます。
すると、「じゃあ、現金で支払うから更に3%負けて欲しい。私がカードで支払ったら、
そちらは手数料をカード会社に支払うだろうから、その分を負けて欲しい」
華僑商人→欲望的?
品質は良いが利益が少ないAの商品と、品質が悪いが利益が高いBの商品を
同じ値段で売っているとき、大事なお客さんへはBの商品しか紹介しない。
インド商人→哲学的?
100円の原価のものを、平気で10,000円で売る。
「なんで、そんなに暴利を貪るの?」と聞くと、彼は答える。
「値段はお客さんが決めるもの。お客さんが10,000円で買うなら、
それは10,000円の価値があるから・・・。もし値切られて、50円でしか
買わないと言われたら、それは50円の商品だよ」
私は、最初の海外出張はレバノンでした。
レバノン商人は、うなずくときに首を縦に振るのではなく、横に振るので
全てを否定されているようで非常にやりにくかった覚えがあります。
世界には、したたかな商人がいるものですね。
交流会
昨日は、経営者や専門家などが集まる交流会へ行って来ました。
活気のある会合で、私も含めて皆さん楽しく歓談していました。
起業したての若い社長さんは、あちらこちらで名刺交換をしながら
出会いを求めています。
ビジネスは、人と人の出会いがなければ始まりません。
たくさんの人と名刺交換をしても、本当の人脈にまで発展するのは
ほんの一握りかもしれません。
それでも、新しい出会いを求めて行動する元気の源は、
自分が相手に語りたい何かを持っているからだと思います。
それが、ビジネスであれ人間であれ、とにかく待っているのではなく、
いろんな人に積極的にアピールしていくことが大事です。
私も自分が語るべきことを、一所懸命に伝えていきたいと思います。
ベンチャー
今日は、大阪の進学校のひとつである高津高校の進路指導部が企画している
「企業人による講演会」の講師として頼まれ、高校生を相手に1時間ほど
お話をしてきました。
電子遺言バンクを起業するまでの経緯や、学生時代からの経験、
ベンチャーについての熱い想いなどを語ったのですが、皆さん熱心に
聞いてくれました。
校長先生は、「今の生徒は受験のことばかりを考えていて、身体ごと
ぶつかっていくような経験をしたがらない・・・」と嘆いていましたが、
確かに賢い若者たちが増えてきたように思います。
自分でやらずに、やっている人を批評する「インテリ評論家」のような
人は世の中にたくさんいます。
私は、ベンチャーは賢すぎる人間ではやれないと思います。
ほんまのアホでは困りますが、多少アホの側面がなければ、
一歩踏み出す勇気がでません。
先の見えない市場へ挑戦するのがベンチャーだから当然でしょう。
いまどきの若者は・・・と言う文句は、いつの時代でも語られますが、
今日の講演会で、私の話が生徒たちの何人かの心に響いてくれれば
嬉しく思います。