本番約15分前だよジョン・メイヤー!
席はね、舞台のむかって右側奥、つまり舞台の隣よ!
信じられるか?
あの世界的ミュージシャンが三メートルほど先に来るんだぞ!
その前に注文ね、はいはい。
そう、かならずドリンクは頼まなきゃいけない。
アニメ映画ブルージャイアントのライブシーンでね、唯一実際のブルーノートと違うのはそこだけさ。
オーディエンスの前に映画じゃ何もなかったけどね、実際には必ずドリンク頼まなきゃだし、どんなに節約しててもいちばん安いポテトくらいはある。
そして皆、腹が減る時間帯、ボトルでワインだの何だのあったり様々なお料理やフルーツのっかってたりするのさ。
ちなみにこの母が頼んだのはノンアルコールカクテル1700円、息子のビール1,650円也。
や、それより安いのってジンジャーエールだけだからね!
それだって1200円するからね!
「腹減ったし前菜たのんでいい?」
カルパッチョ2800円かよ、それでも食いもんの最低価格なんだよな。
「しょーがない、いいよ」
「こっちの鴨肉のフレンチトーストも頼んじゃう?もうここに来ることないしさ」
ヲイさんぜんえーん!
合わせて5800円!
飲み物合わせて9150えーーん!!!
お前、人の財布だと思って好き勝手してるな!
ちなみに前菜でこのお値段でしてメインは限りなく高うございます…
血の涙を流しながら前菜を食う
クソ、うめーな、ちゃんとした材料使って本格的じゃねーか、盛り付けもオシャレだし銭取る分、きちんとしたもん提供する店なんだな。
くっそぉぉぉ、鴨肉のフレンチトースト、まじうめぇじゃねぇかぁー!
涙とともに鴨肉噛み締めていたら照明がふっと暗くなりステージがスポットライトで照らされた。
うわ、マジでジョン・メイヤーだ、ジョン・メイヤー来た、三メートル先ぃ!
初っ端はラストトレインホーム!
いやもう涙出る。
入院中、ひたすら聞いていたんだよ、挫けそうになっても頑張れたんだよ。
曲ごとにギターかわって、何よりアレンジが凄い!
アルバムのよりギターソロ随分ときかせるしなんかもうこの人の超絶技巧、ギター素人でも圧倒される
って、ピアノソロも!
口笛付き!
Daughtersやってくれた!
アルバムとアレンジかわるのがまた嬉しい
沁みる歌である
Gravityも!
心に響く歌である
重力のように欲望に捉えられるけどそこから自由になりたいんだ
ずっとクラシックギターを取り替えながらやってたんだけど最後、エレキに持ち替えてやってくれくれたのがネオン!
イントロの構成とかアレンジとかもう別物でじっくり聴かせてくれた後、ネオンのフレーズに入っていく。
なんというか、ファン冥利につきた!
新旧のアルバムから取り混ぜて一時間強、6時10分までの間はただ夢見心地だった。
こんな生声生ギターを間近で味わえるなんて奇跡、二度とないよ!
〆がネオンで一時間強のライブは終わった。
いやもう、ホント夢見てたような気分!
終わって会計に列が出来てるからしばらくは座っていることにした。
ついでにバイトのあんちゃんと無駄話。
右奥席の特権だね、従業員の控えの横だからね。
ようやく列が短くなったので会計する。
サービス料10パーセント…
一万円こえました。
でもさ、いいんだ。
あんな目の前でジョン・メイヤーみられて、歌声がきけて、ギタープレイ目の当たりにして、奇跡としか言いようのない夜だった。
一生に一度だね。
神様の贈り物だよホント。
ふわんふわんした気分で表参道のシャンパンゴールドのイルミネーション見に行ったら28日で終了だとさ。
いいんだ別に。
ふわんふわんしてるから。
帰りの電車も空いてたし、夢見心地のままお家に帰った。
マジ、生きててよかったなぁ。
神様の贈り物だよね。
いまのとこ一番新しいアルバム
ラストトレインホームとか入ってる
この人、とにかくライブが凄いの
ギターが凄すぎるの
2017年のアルバム
ヘルプレスとかエモジとか可愛い曲からインザブラッドみたいにシリアスな曲まで
私はヘルプレス気に入ってるんだわ
ライブは、だからライブは格別
とにかく体験してみてくれ、彼の音を
ギタリストはまた違う視点でみるんだろうな
いい加減縁切ろうかなと思った例のおもてなしディズニーの人、知ったかぶりでジョン・メイヤーを癒し系のいい人紹介してくれたとか言われてもう絶縁しようと決めた
癒し系?
失礼にもほどがある!
けがれるからジョン聞くな!