2014/10/15(水)11:55サイコパス二期見たんだけど… | くぅちゃんへ

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愛猫を亡くしたショックから何かを吐き出さないとやっていけなくてYahooブログをはじめたのが2014年。そのYahooが閉鎖になるっていうので、ぼちぼちこちらへお引っ越し。過去記事を移動しています。猫とアニメと映画など

何度も言う。酷ぇ出来だ。サイコパス二期を好きだという奴とは永遠に分かり合えないと思うぞ

 

以下、当時の日記

 

くぅちゃん、お母さんね、ようやく録画していたサイコパスの二期を見たんだけどね…
ネタバレになるかもだからプリンちゃんとくぅちゃんで切っておこう。まだ見てない人は読まないでね。

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くぅちゃんのおしりで和んだところで、えっと、二期なんだけど…

最初っからすっげー違和感。

 

絵は丁寧だよ?上手だよ?だけどね、なーんか質感が違うんだよ。全シリーズの硬質な感じが全くなくなっちゃって、わ~、なんか皆髪の毛さらっさら~、みたいな。

いや、髪の毛の問題じゃなくて、街全体や小物の質感がね、違いすぎるほど違うもんだから、別なアニメかい、って気になったが、まぁ、こんなのはきっと些細なことだ。中身がよけりゃいいんだからって気持ちも新たに見たわけだ。

テレビの液晶画面に向かって湯のみを投げつけたくなったのはきっとお母さんだけではあるまい。

もー、どっから突っ込めばいいんでしょうね。
ツッコミどころがありすぎてまとめられないくらいだよ。
しかし、まずは最大の問題。

あんなの、オレの嫁じゃなーいっ(いつから常守監視官がお前の嫁だよってことは置いといて)

いやね、常守朱ちゃんがね、大好きな狡噛さんを槇島先生に取られちゃって シビラシステムの真実を嫌悪しつつも現状維持の選択をせざるを得なかったこととか狡噛さんを止められなかったこととか、過酷な試練に耐えて一皮も二皮もむけたーってのはわかる、わかるよ?そりゃ大人にもなるよ?
でーもーねっ、あの演出はねーだろ。

襲ってきたメカを設定デコンポーザー(あれ、カッコイイよね、ドミネーターの銃身がバコンバコンって割れて変形するの)で破壊する場面ね、至近距離で金属の固まりを破壊したら破片とか危ないじゃん、飛んでくるじゃん、朱ちゃんを怪我させる気がないならアレ、至近距離過ぎ。爆発の真ん中に叩き込んでどうする。

あれで朱ちゃんが怪我をおって次のストーリーにつながるならわかるけど、なんだ?朱ちゃん、メッチャ強ーい的なのを狙ってやってるだろ。

そりゃアニメですから?至近距離で爆発が起ころうがコンクリートにたたきつけられようが、怪我しない時はしないけどね、それも時と場合によるでしょうよ。
あんな、常守朱監視官、冷静で強くて大人な女になりました、って強調するための演出だねってもろわかりなことすなよ。

 

だいたいなーっ、朱ちゃんは爆発のさなか、カッコつけて目ぇ閉じて髪さら~っとして綺麗な足みせびらかすような女じゃないんだよ、オレの嫁はなっ!

もー、一事が万事、この調子だから、あかねちゃんがあかねちゃんじゃないみたい。

そしてそして、あの極端に執行官達を道具扱いするあからさまなセリフや演出はなんだ。

 

確かに執行官達は潜在犯で、一期でも「アイツらを同じ人間と思うな」的なことは言ってたけど、それでも一期じゃ執行官達と一線引きながらも信頼関係や情がうまれている様を描いてたよね。それはなにも一係だけじゃなくて、他の部署の監視官もそうだったよね。どっちかっていうと、一線引かなきゃいけないってわかっていながら人間だから絆が自然とうまれちゃって、その曖昧な部分があるゆえに切り捨てる決断に煩悶したり苦悩したりしてたよね。
その演出が自然にできてたから見てる方にも監視官達の苦悩が伝わってきたわけだけど…

「それって執行官を盾にすればいいじゃない」的なゲスなセリフはなんだーーーーっ!!!
怪我をして倒れた執行官の様子を見もせず、壊れた道具は置いていく的な演出はなんだーーーっ!!!

いやね、執行官は道具であるって設定はわかるよ?一期みてない人に伝えたいのかもしれないしね?
だから、演出が短絡的すぎんだってば。
もう、千歩、万歩譲ってだ、一係以外の他の課じゃそれが当たり前で、朱ちゃんが率いる一係が特殊だってことにしとこう、そういうことにしたとしてもだ。

おい、新人監視官の霜月、貴様、一年半も朱ちゃんの下でやってきて今更ソレ言うか?
おかしいだろ。

 

他の部署でやってきて、執行官は道具だって叩きこまれた子が朱ちゃんのところに配属されて違和感バリバリ、ってならわかる。
配属されたばっかで『はなしに聞いていたのとは違う」っていうんだったらまだわかる。

 

だがお前はペーペーの頃から常守朱監視官の元で働いてきたんだろうが。いったい朱ちゃんの何をみてきたんだ。

 

っつかバカだろ、一年半だぞ?執行官を道具扱いせず信頼関係を築いている朱ちゃんをみてきたんだろうが。

今更「何故執行官に任せるんだ」はねぇだろ。

しかも、「私はもう一年半もやってきて新人じゃないっ」って啖呵、きるか?

たかが一年半でベテラン面するのはただのバカだぞ?

 

しかも一係にいるのはあの宜野座 伸元(ぎのざ のぶちか)君だよ?もと監視官エリートだけど、オヤジさんへのこだわりや恨みを乗り越えて潜在犯だったオヤジさんの刑事魂を理解して、己も同じ道を選んだのぶちか君がいるんだよ?

あんな凄腕執行官のいる一係で霜月さんのその短絡的な思考は何だ。監視官の適正疑うぞ?

なにより!
一話最後のセリフ!

「先輩、あなたは間違っています」

なんだこのテンプレーーーー!!!
全身、寒いぼたったわっ。
わかってたけど、霜月さんの考えがだんだん変わっていくんだよ?最初ぶつかるんだよ?みたいな展開にしたいんだなってわかってたけど
ここまでテンプレなセリフ言わせるかぁぁぁぁ!

なんなんだなんなんだこのセリフまわしはっ。
もーね、極め付きがコレってだけで、全体的にテンプレ満載なんだよ。

 

あのな、王道とテンプレは違うんだよ。
王道はその展開だと上手くいく道筋だから、上手にやれば本当に感動するもんが出来るの。王道だから。

要は使い方なの。
だーけーどーー、テンプレはゲームの中だけにせいや。
テンプレのセリフはそれを使って笑いとるためにやるんだろ。まじめにテンプレセリフをぶち込むな。

櫻井さんの麗しいお声の悪者が出てきたから、槇島先生絡みでなんかあるのかもしれないけど、期待できーーんっ。
いやもう、他にも細かいところ、突っ込もうと思ったらありまくりだけど、なんだかなぁ、もうっ。

 

グロい映像の使い方もへたーーーー!!!

 

グロけりゃいいってもんじゃないんだよ、アニメはっ。

ああいうもんはただ人目を引くために使っちゃダメなのっ、インパクト強いものは使い方考えなきゃダメだろっ。

 

ああああ~~~、他のファンの皆様はどうお考えなのだろう。ネット巡りしてないから全然情報いれてないんだけど、脚本家だれなんだよ、スタッフ、もしかして全部入れ替え?あれはサイコパスなんかじゃない~~

絵の質感が違うもんだから、ドミネーターがね、バシュって出てくるシーンが全然インパクトないよね。かっこ良くないよね。前シリーズの、金属の冷たい感触とか伝わってこないよね。ドミネーターがデコンポーザーに変形するシーンもなんかキレがなくて、悪者~、が監視官の手を使ってドミネーターを変形させる場面も全然こわくなかったよね。たんにグロかっただけで、槇島先生の時みたいなヒヤリとする恐ろしさゼロだったよ。

いったい、あのシリーズを続けるにあたって何があったんだ?なんかもめたの?スタッフ絶対違うよね。大人の事情?

アニメヲタな友達に電話して事情を聞いてみようかって気になるよ。
楽しみにしていただけに失望感ハンパないお母さんだ。
映画は大丈夫だよね?映画は…
うぅ、くぅちゃん、お母さんの今季の楽しみ、どーしましょう…

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