小学生の時、発達障害だと言われた生徒さんの現在についてです。
一番残念なのは、今なお自分は、発達障害だと頭のどこかで思っている事です。
確かに、通室し始めて、少し理解が難しいのか?ゆっくりしすぎているのか?と思った節はあります。
しかし、当ジムでトレーニングを重ねていくうちに徐々になくなってきました。
小学6年生の冬。
もうすぐ中学生を目の前にして、体性感覚が芽生えてきました。身体の使い方が上手くなり、今まで認識できなかった感覚が分かるようになったのです。中学に入って「いける!」と感じましたし、本人に伝えました。
こどもにとって脳とは、勉強したことを覚えられる・計算ができるといったことだけではないのです。(大人もそうですが)
感覚を育てるということも大事な事なのです。
各感覚や筋肉・バランスをとるなど脳との情報のやり取りが必要だと改めて分かりました。
この子は、本当に発達障害なのでしょうか?
今では、学年3位という素晴らしい成績を収めるとともに将来、筑波大学に進学し、自分のように困った人の為に研究するといった道を早くも決めました!
私は、発達障害だと思っていませんし、なぜ?と今でも思っております。
でも彼は、そうだったことをプラスに変え、以後の道を決めました。そういった意味では、納得はできませんが良かったのだと思います。