ほぼ日ブイヨン | 読み散らかしてナレの果て

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かつてほぼ日手帳を購入していた。

ある時、手帳にスケジュールを記す予定が無いと言う事実に目を背けていた事を反省し購入するのをやめた。
しかし昨年、ほぼ日手帳がほぼ日5年手帳という見て見ぬ振りして心穏やかではいられない手帳を販売し、衝動に駆られて買ってしまった。
やっぱり手帳が好き♡

あれから1年。
今年もまた、ほぼ日手帳発売日の11月1日がやって来た。
発売日の前には手帳の発売が決まりました。と毎年メールが届く。

今年もほぼ日手帳の発売が決まりました。
今年はブイヨンの手帳が発売されます。とメールが届いた。

ほぼ日ブイヨンの手帳?
ブイヨンと言えば、糸井重里さんの愛犬である。
ファンの多いブイヨンだから手帳にしてと問い合わせがあったのかな?と何気なく「ブイヨン 糸井 愛犬」で検索してみた。

出て来た検索の結果は、ほぼ日のブイヨン、糸井さんの愛犬ブイヨンは今年3月、春分の日に虹の橋を渡っていた。
虹の橋を渡ってしまったブイヨンを偲んでの、ほぼ日ブイヨン手帳の発売だった。

検索した記事で、旅立ってしまった愛犬ブイヨンについて語る糸井さんの言葉は淡々としていたが、既にそこに居ない愛犬を語る言葉は優しく、涙を誘う。

そんな今は亡き愛犬を語る言葉と並んでネット検索はある種、血も涙も無いと思える結果を並べてくれる。
ブイヨンを語る糸井さんの言葉と並んで、新しい家族、ブイヨンの妹分を迎えた記事も並んでいた。
まるで舌の根も乾かないうちにとか、泣いた烏がもう笑ったと揶揄されそうなくらいドライな検索結果の羅列にちょっと笑ってしまった。

そんなブイヨンの妹分、ブイコを迎えた糸井さんの言葉に生き物の命を預かる事への自身の覚悟と将来とこれから一緒に生活する小さな生き物に対する強い責任を感じた。
そしてこれから家族として一緒に生きる命の温もりや優しさ、小さな命だけど大きな存在感を待ち焦がれていた気持ちが涙を誘った。

今回のブイヨン検索で、糸井さんより奥さんが10歳離れていて糸井さんが今年69歳だと知った。
69歳とは生き物の命を預かるのに自分の年齢を考える歳なんだね。