ハードコンタクトレンズの長期装用が引き起こす「眼瞼下垂」。
「アレルギーがあるからソフトレンズは向かない」「視力矯正を優先するならハードが一番」といったアドバイスを専門家から受けると、多くの方はそれを信頼し、長年使い続けてしまいます。
しかし、その結果として「眼瞼下垂症」を患ってしまうのは、あまりにも大きな代償だと感じざるを得ません。実は私自身も、学生時代に「アレルギーがあるからハードレンズにしなさい」と勧められ、数年間使用していた経験があります。
ハードレンズを装用したことがある方ならお分かりいただけると思いますが、あの硬いレンズが目に入っている不快感や、ゴミが入った時の激痛は相当なものです。1日の終わりにレンズを外した瞬間の開放感は、経験者にしか分からない感覚でしょう。私の場合は、途中でメガネやソフトレンズに切り替え、中年期にレーシック手術を受けたことで、幸いにも眼瞼下垂症の発症は免れました。
ハードレンズが原因で眼瞼下垂になってしまった患者様にお会いするたび、「もう少し早くお会いできていれば……」と、言葉にできない思いを抱くことがあります。
もちろん、予防の大切さをブログ等で発信し続けることも私たちの使命ですが、すでに発症して悩んでいる方に対しては、治療を通じて全力で向き合いたいと考えています。どうぞ一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
※こちらの患者様は、術後からハードレンズを中止し、ソフトコンタクトレンズに切り替えていただいています(ソフトなら安心というわけではありません。私個人としては、コンタクトレンズそのものが目への負担になると考えております)。
