今回ご紹介するのは、上まぶたのまつ毛の間にできたホクロの症例です。
一見すると小さなホクロに見えるかもしれませんが、できている場所が非常に繊細でした。今回のホクロは、まつ毛の生え際に沿うように存在し、さらに目尻ぎりぎりの位置まで広がっていました。
このような部位にできた隆起性のホクロは、表面に出ている部分だけを切除しても、まつ毛の根元側に病変が残ってしまうことがあります。そのため、不十分な切除では再発につながる可能性があります。
また、単純に表面だけを切除すると、まつ毛の生える組織に影響が及び、術後にまつ毛が生えにくくなることもあります。しっかりと改善を目指すためには、必要に応じて瞼板組織を含めて切除し、そのうえで丁寧な再建を行うことが大切です。
さらに、上まぶたの治療では、二重のラインを乱さずに仕上げることも重要なポイントです。機能面だけでなく、見た目の自然さにも十分に配慮しながら治療を進めます。
■上まぶたホクロ切除(皮弁)
瞼板組織を含めて切除を行います。
施術のリスク:
出血、感染、傷跡、再発、二重ラインの乱れ、目の中のゴロつき、異物感、ドライアイ、霰粒腫など
施術後の経過やダウンタイムについては、次回の投稿で詳しくご紹介します。

