顧客から離れない | いやさか創研

顧客から離れない

「顧客離れが進み売上が落ちる」と言われますが、よほど大きな問題がない限り、顧客が能動的にその会社から離れていくのではなく、その会社自身が顧客から離れていってしまうものだと自覚すべきです。

商品やサービスを提供する側が、無作為による顧客の自然流出現象が起こっているのだと。

 

いったん関係を持った顧客もしくは見込客に対して、きめの細やかな接触を図ることが流失に歯止めをかけることができるのに、定期的接触を図る仕組みが出来ていないと日々の雑事に追われて大切な「顧客深耕」を怠ってしまいます。

 

一旦購入いただいた顧客に、フォローのDMや訪問をするのですが、反応がないとすぐそのような活動を停止してしまう。このようなことでは、顧客の頭の中からその会社はほぼ完全に消えてしまいます。

 

一人の新規顧客の獲得コストがどんどん高くなってきている今にち、名刺を頂いたり、訪問頂いた方に対するフォローのコンタクトを体系的に継続している会社が最終的に勝ち組になります。

 

顧客リストは宝の山です。

この小さな努力を怠らないようにしたいものです。