超話題作だった東野圭吾の代表作品…遅ればせながら先日読破

以下多少のネタバレあるので未読の人はご注意を

この小説はガリレオシリーズの一編なんだけど、ガリレオシリーズは福山雅治主演でドラマ化したし、
この作品は映画にもなったから、読書しない人でも知っている人も多いんだろうね☆

花岡靖子は娘・美里とアパートで二人で暮らしていた。そのアパートへ靖子の元夫、富樫慎二が彼女の居所を突き止め訪ねてきた。どこに引っ越しても疫病神のように現れ、暴力を振るう富樫を靖子と美里は大喧嘩の末、殺してしまう。今後の成り行きを想像し呆然とする母子に救いの手を差し伸べたのは、隣人の天才数学者・石神だった。彼は自らの論理的思考によって二人に指示を出す…

主たる内容は天才物理学者・湯川と天才数学者・石神の頭脳バトル!って様相だったんだけど、
物語の真相が明かされると、何となく犯人を愛おしくさえ思ってしまうような
何とも不思議な小説だったよ

犯人の仕掛けた予想外のトリックは、実はもの凄い究極の愛情表現だったんだなぁ…
ミステリー小説なのに、読み終えた際にはとても切ない究極の恋愛小説のように感じられたんだ

ラストシーンの彼の心情を考えると、あまりの哀しさに自然と涙が出た…
究極の愛を貫くには、ここまで覚悟を決めなければ行けないのか…そんな想いが頭をよぎった
そして、人が人を好きになること…無償の愛…献身…そんな言葉の真の意味を求めようと
しばらくの間、呆然となりつつも静かに深く考え込んでしまった俺でした

直木賞受賞作の名に恥じない紛れもない傑作なんで、未読の人は是非読んでみてな☆

最後に一言…映画版の石神役は堤真一だって!?ありえない…すっげーミスキャスト(;´Д`)
(小説読んだ人にはその理由が分かるはず!)