毎年恒例、今週は外部から三人来て、いろいろ調査や質問をされた一週間だった。
ただでさえ私のいるオフィスは人が少ないけど、夏はみんなホリデー行っちゃって、今週先週は私一人。夏のホリデーシーズンによく来るな…、と思いつつ、先延ばしにしても面倒だししょんない。
その三人が会議室を独占して、私は通常業務しながら質問の時を待った。
三人はほぼ毎年人が代わって、リーダーと部下二人で、部下の一人は毎回大学卒業したばっか感のある人がくることが多い。
今年の一番若い部下は、初対面の挨拶の時からスーパー腰の低い流れ前髪の男子だった。
リーダーと中堅部下は会議室に閉じこもってることが多く、質問や調査事項を新人が持ってくる。
朝から昔のロックメドレー流して仕事してたら、腰の低い男子が
あまり時間取らないようにしますので…
と言いながらやってきた。
毎年のことだし、私は全然気にならないけど、彼が他の場所に調査しに行ったときに
早くしろよ!
とか責められたのかと思ってしまう程の腰の低さ。文化系な雰囲気が余計にそう思わせてしまう。
私は全然気にしませんので時間掛かっても大丈夫ですよ~!
とあえて明るく伝えた。
男子は1つ目の質問が始まってすぐ
あれっ…ここどうやったらいいんだろう…
と言い焦りが見えた。
私は調査員に助言ができない立場だから、とりあえず男子が過去の方法を読んでる横で黙っていた。
すると
たーたらたーたー たらたったったー
と私のスマホからファイナル・カウントダウンが流れ始めた。
私は心のなかで、
急かしてないよ!
と叫んでたけど
男子は
早速時間がかかってすいません…
と謝り始めてしまった。
外人からの謝りに慣れてないせいで、こっちが恐縮してしまう。(開き直りの場面に出くわすことが圧倒的に多い)
曲の中盤くらいから調査再開。
聞かれたことに答えていくと、また
あれっ…
と男子が止まってしまった。
自信がなくなったらしくもう一度過去のやり方を見る。
で次に流れてきたのが、
Should I stay or should I go(いるべきか、行くべきか)
私が選曲してるわけじゃーないだよ!!
と叫びたかったけど
再度謝られ、上司と確認してきます…
とラップトップを抱えオフィスをそそくさ去っていった。
たまたまなのか、
それとも私のスマホから流れてくる煽りメドレーに耐えられなくなったのか
まぁたしかに懸命な判断であったとは思うけど…