底辺時代のはなし | 北アイルランドだもんで、しょんないじゃん。

北アイルランドだもんで、しょんないじゃん。

いつのまにか一家の大黒柱に。頑張ってるわたしのテキトー日記

ポーランド人の男性の仕事仲間と車で出かけた時のこと。

 

普段話すことが多いから、彼の私生活はだいたい知っている。

だから昔のこと、北アイルランドに来たばかりことを話した。

 

来たばかりで、特に何のスキルもなかった私は、とりあえず金を稼ぐためにエージェンシーに登録することになった。

単発の仕事をオファーしてくるところである。

日本でも使った経験があるが、登録時には笑顔で迎えられ、何ができるかしたいのか、親身になって相談に乗ってくれた記憶がある。

 

が、ここは違う。真顔

 

ガラス戸を開けると、既に数人の英語が母国語ではないような男性たちがパイプ椅子に座り、もくもくと登録申請用紙を埋めている。

私も受付に行き、名前を伝えると、用紙の挟んであるクリップボードとペンを投げられ、何の笑顔もない下を向いたままの女に

「これ埋めて、終わったら持ってきて」真顔

とだけ伝えられる。

 

ここのエージェンシーの女たち(男は見たことない)は、ほとんどポーランド出身(とわかったのは、うちの奴と同じ言葉を喋ってたから)で、登録に来る人たちが、ポーランドを含む東欧出身の単発の単純労働者であるからであろう、本当に上から目線。目線を合わせない、上から目線。

「自分には何もないですぅ、ですから、お願いです、お仕事をください~」えーん

という、なんというか、屈辱というか、むなしさというか、そういうのをひしひしと感じなければならない場所だった。

 

埋め終わった用紙を持っていくと、

「あんたに合う仕事があれば、電話するから」真顔

と言って帰される。

 

電話かテキストの来る頻度はかなり低く、

週2回あればいいほう。

しかも毎回冷酷非情。

 

「行けるなら今すぐ行って。」真顔

 

テキストもちょっとでも返事が遅れれば

「もう他の人で埋めたから」ニヤニヤ

 

本当にしんどかったんだぉぉぉお!

 

 

今なら笑い話で話せるけどね~、と、同僚に言うと、

 

「僕もそこにいて、あまりにも電話が来ないから、花を持ってったよ、なんも対応変わらなかったけどショック

 

と。君もそこだったかー!せつねー!笑い泣き

 

現在彼は上の役職の人より、仕事ができ、みんなから頼られ、他の会社からも何回かオファーをもらっている。

大型バイクの免許も取り、最近ヤマハの900ccを購入、本当に人生を楽しんでる。

 

辛いことがあっても、そこからベストを尽くせば、未来は明るくなるんだと実感した限り。真顔

それとも、あの上から目線の女性達(ども)を見返してやるメラメラが原動力になってたのかし…