ボクは食品系の製造業にたずさわっています。
農産物の加工をしています。
やはり、お取引様は農産物の残留農薬にはすごく敏感です。
減農薬?無農薬?有機農法?トレサビは?っていう問い合わせがよくきます。
それにつけて、
数年前に、日本で
ポジィティブリスト制度(1品種毎に定められた残留農薬の約300前後の安全基準値みたいなの)
っていうのを政府が取り入れたんですけど、
これが始まってから、末端の取引先の大手企業からの通達で、
「原料ロット毎にポジティブリストの書類を出してくれ。」
っていう
無理難題が当時は飛び交っていました。
まるで流行のように。
ポジティブリストに準じた農薬検査は、
1品種につき 約300種の農薬検査を調べるわけです。
一回何十万円っていう検査料がかかりました。
しかも、
品種ごとに共通した残留農薬基準数ではなわけではないので、
3品の取引があれば、数十万円×3品の検査をしてくれっていうことなのです。
1kgでも納品してれば、それに対してのポジティブリストの提出を。っていうことも最初はいわれました。
ロット毎に何十万という検査料をはらえるわけはありません。
これでは儲けをいただけません。
相手先によっては売上げよりも要求してくる検査の方が何倍も高い場合があるのです。マイナスです。
最初の頃は、「もちろん仕入先負担で。」的なしわ寄せを言ってきました。
なければ、できるところへ取引を。。。という大手特有の先方を匂わせます。
こちらも、ただの加工企業です。
原料のことは原料やへ。ってなっても、
原料は農家さんがつくってますから、
そんなのむりずらー。で話しはおわりです。
もともと
そんな話しは無理だったのです。
非現実的な話で、いまではすっかりポジティブリストなんて話しは一切でません。
当時、政府にはかなりの無駄足をとらされました。
ま、
そこまでいかずとも、残留農薬の件は今では普通のことです。
そこまで、現在の消費者は農薬に敏感です。
じゃ、農薬かけなければ、どうなるか。
病気や虫がつけば、仕上がりも悪いし、
良好な収穫ができなくなります。
一般的には、消費者は
形のよいもの、見た目がよいものを好みます。
だからそういったものをバイヤーも好みます。
で、
米やさんに聞いた話。
無農薬を希望して、
黒い米が混じってるから返品だ。
みたいな、。
この黒い米、
カメムシの刺した米粒が2~3粒はいっていた、斑点米 なのです。
たしかに商品としては、カンペキではないのかもしれませんが、
無農薬でなくとも、斑点米 は少しはあるのです。
じゃあ、
無農薬ってことで、虫だらけでは農家さんは大きな損害です。
検査皿にわずか2~3粒だけ斑点米があっただけで二等米に降格。
JAS米が高いのはそういったせいです。
一般には出回ってませんよね。
みなさん、キロ4000円の米も高いって敬遠しがちですから。
農薬もイヤ、ムシや病気もイヤ、価格が高いのもイヤ。
たいへんな世の中です。
ま、それをクリアしていくのがボクらの企業努力ということは重々承知しております。
それから、
ポジティブリスト制度の農薬基準も、
食品によって残留農薬基準の許容が全然違います。
A食材の 農薬Bは 基準0.01以下なのに、
C食材の 農薬Bは 基準値50以下であればいい。
おなじ 農薬B をつかっていても、食材によっては基準値がバラバラ。
おかしいとおもいませんか?
国産であれば安全!っていうのも、勘違いを招きます。
農産物を取り扱っているボクも、これは 正しい とは思えません。
基準値以下であっても、元々の設定値が甘いものがあるのです。
とはいっても、
あくまでも、安全基準を考慮した基準値以下でありますので、
そこまで敏感になることはないとおもいます。
世間に操られて、本質を見極められずに過剰されてしまいがちです。
それ以上に、
果汁1%未満のジュースや、
着色料など、
味や見た目の造形のために 見過ごしているモノっていっぱいあるとおもいます。
子供には安心安全なものを。っていってますが、
子供が、ジュースだの、酒だの、タバコだのを親が知らないところでガンガンやってたら
そっちのほうがよっぽど害ではないでしょうか。
残留農薬は安全基準値以下なのに、
研究発表されている、タバコの害はムシ。
あと、
国産!国産!てこだわってるとおもいますが、
あの表示にも盲点があります。
お店で買う商品化された食品には 表記がしっかりしてあり、産地表示もしてありますが、
食べに行った 料理には 産地表示ありませんよね。
フツーに中国産とか、外国産をつかっているのです。
安い!とか、いって良く利用する場合もあるとおもいますけど、
表示がないだけで、外国産をガンガンつかっていることもお忘れなく。
店頭売りは 表示義務があるので、敏感になり勝ちですが、
外食する場合は、 表示していないので、その分安くなるには外国産をふんだんに使っている恐れがあることを
感じてほしいとおもいます。
なんか普段、農産物に対しての一般的な考え方になにか矛盾を感じるところがあり、
これを読んでくれた方になにか感じてもらえればとおもって、
ちょっと語ってしまいました。。
農産物の加工をしています。
やはり、お取引様は農産物の残留農薬にはすごく敏感です。
減農薬?無農薬?有機農法?トレサビは?っていう問い合わせがよくきます。
それにつけて、
数年前に、日本で
ポジィティブリスト制度(1品種毎に定められた残留農薬の約300前後の安全基準値みたいなの)
っていうのを政府が取り入れたんですけど、
これが始まってから、末端の取引先の大手企業からの通達で、
「原料ロット毎にポジティブリストの書類を出してくれ。」
っていう
無理難題が当時は飛び交っていました。
まるで流行のように。
ポジティブリストに準じた農薬検査は、
1品種につき 約300種の農薬検査を調べるわけです。
一回何十万円っていう検査料がかかりました。
しかも、
品種ごとに共通した残留農薬基準数ではなわけではないので、
3品の取引があれば、数十万円×3品の検査をしてくれっていうことなのです。
1kgでも納品してれば、それに対してのポジティブリストの提出を。っていうことも最初はいわれました。
ロット毎に何十万という検査料をはらえるわけはありません。
これでは儲けをいただけません。
相手先によっては売上げよりも要求してくる検査の方が何倍も高い場合があるのです。マイナスです。
最初の頃は、「もちろん仕入先負担で。」的なしわ寄せを言ってきました。
なければ、できるところへ取引を。。。という大手特有の先方を匂わせます。
こちらも、ただの加工企業です。
原料のことは原料やへ。ってなっても、
原料は農家さんがつくってますから、
そんなのむりずらー。で話しはおわりです。
もともと
そんな話しは無理だったのです。
非現実的な話で、いまではすっかりポジティブリストなんて話しは一切でません。
当時、政府にはかなりの無駄足をとらされました。
ま、
そこまでいかずとも、残留農薬の件は今では普通のことです。
そこまで、現在の消費者は農薬に敏感です。
じゃ、農薬かけなければ、どうなるか。
病気や虫がつけば、仕上がりも悪いし、
良好な収穫ができなくなります。
一般的には、消費者は
形のよいもの、見た目がよいものを好みます。
だからそういったものをバイヤーも好みます。
で、
米やさんに聞いた話。
無農薬を希望して、
黒い米が混じってるから返品だ。
みたいな、。
この黒い米、
カメムシの刺した米粒が2~3粒はいっていた、斑点米 なのです。
たしかに商品としては、カンペキではないのかもしれませんが、
無農薬でなくとも、斑点米 は少しはあるのです。
じゃあ、
無農薬ってことで、虫だらけでは農家さんは大きな損害です。
検査皿にわずか2~3粒だけ斑点米があっただけで二等米に降格。
2~3粒で一俵1000円も安くなってしまいます。
10粒もあれば、検査規格外米。
10粒以外はちゃんとした米なのですが、それだけでも規格外品です。
JAS米が高いのはそういったせいです。
一般には出回ってませんよね。
みなさん、キロ4000円の米も高いって敬遠しがちですから。
農薬もイヤ、ムシや病気もイヤ、価格が高いのもイヤ。
たいへんな世の中です。
ま、それをクリアしていくのがボクらの企業努力ということは重々承知しております。
それから、
ポジティブリスト制度の農薬基準も、
食品によって残留農薬基準の許容が全然違います。
A食材の 農薬Bは 基準0.01以下なのに、
C食材の 農薬Bは 基準値50以下であればいい。
おなじ 農薬B をつかっていても、食材によっては基準値がバラバラ。
おかしいとおもいませんか?
国産であれば安全!っていうのも、勘違いを招きます。
農産物を取り扱っているボクも、これは 正しい とは思えません。
基準値以下であっても、元々の設定値が甘いものがあるのです。
とはいっても、
あくまでも、安全基準を考慮した基準値以下でありますので、
そこまで敏感になることはないとおもいます。
世間に操られて、本質を見極められずに過剰されてしまいがちです。
それ以上に、
果汁1%未満のジュースや、
着色料など、
味や見た目の造形のために 見過ごしているモノっていっぱいあるとおもいます。
子供には安心安全なものを。っていってますが、
子供が、ジュースだの、酒だの、タバコだのを親が知らないところでガンガンやってたら
そっちのほうがよっぽど害ではないでしょうか。
残留農薬は安全基準値以下なのに、
研究発表されている、タバコの害はムシ。
あと、
国産!国産!てこだわってるとおもいますが、
あの表示にも盲点があります。
お店で買う商品化された食品には 表記がしっかりしてあり、産地表示もしてありますが、
食べに行った 料理には 産地表示ありませんよね。
フツーに中国産とか、外国産をつかっているのです。
安い!とか、いって良く利用する場合もあるとおもいますけど、
表示がないだけで、外国産をガンガンつかっていることもお忘れなく。
店頭売りは 表示義務があるので、敏感になり勝ちですが、
外食する場合は、 表示していないので、その分安くなるには外国産をふんだんに使っている恐れがあることを
感じてほしいとおもいます。
なんか普段、農産物に対しての一般的な考え方になにか矛盾を感じるところがあり、
これを読んでくれた方になにか感じてもらえればとおもって、
ちょっと語ってしまいました。。