こんばんは!

 

かけるです。

 

 

たった今、映画、見終わりました。

 

去年公開の、『アイアムアヒーロー』です。

 

 

主演、大泉洋。

 

ヒロインが有村架純と長澤まさみです。

 

 

結果から言うとこの映画、

演技と演出に関しては素晴らしいの一言に尽きますが、

ストーリーがダメです。

 

ちょっと残念でした。

 

どこがダメだったのか?

ストーリーの科学である『神話の法則』に則って

少し考えてみます。

 

 

まず、神話の法則っていうのは、

人間が本能的に魅力を感じるストーリーのパターンを

法則としてまとめたものです。

 

本として出版されています。

 

 

人間って生き物は、なぜかストーリーに惹かれます。

 

宗教もストーリーを使っていますし、

物を売る仕事もストーリーを売る商売と言えます。

 

「これを買うと、あなたの生活はこうなる」

 

っていうストーリーを提供し、

買うっていう行動をしてもらっているわけです。

 

 

この神話の法則を、

稀代の天才「新田祐士」さんが、

わかりやすくまとめなおしてくれました。

 

それを「新・神話の法則」と呼んでいます。

 

ざっと、こんな感じ。

 

 

1.間違った目標設定

2.見せかけの成功

3.流れが悪くなる

4.アイデンティティクライシス(引き戻し現象、露払い現象)

5.人生の転機

6.志

7.新しい出会い(新たな流れ)

8.最大の試練(オーディール)

9.次の次元へ

 

 

1から9まで進むと、

ストーリーは1周して物語として完結することができます。

 

映画であれば、「面白かった」と見終えることができます。

 

逆にこの順序から外れていたり、

途中で終わってしまえば、

見た人は納得がいってないまま、映画は終わってしまうのです。

 

 

アイアムアヒーローも、途中で終わってしまうパターンでした。

 

 

新・神話の法則(言いづらい・・・)で、最後は「次の次元へ」となっています。

 

つまり、物語としてはまだまだ続く!って印象を与えます。

 

 

スラムダンクでも、きっと流川と花道の物語もまだまだ続いていきますよね。

 

次の次元へ進んだのを見届けてから物語が終わるので、

「ああ、面白かった」と読者は納得します。

 

 

けど、アイアムアヒーローでは、6の「志」で映画は終了してしまいます。

 

 

「映画は終わるけど、物語は続くよ!」っていう演出をしてますが、

成功している映画は、9の「次の次元へ」までいってから終わります。

 

しかし、それをマネしようとして失敗する映画は、

大抵、6の「志」で終了するので、

なんだか納得いかない感を見た人に与えます。

 

 

おいおい、ここで終わんのかよ!?って。

 

 

映画アイアムアヒーローのストーリーの大筋を、

この新・神話の法則に当てはめてみます。(ネタバレ)

 

1.ゾンビ(ZQN)は、人間だから殺さない(間違った目標設定)

2.女子高生(有村架純)も助けたし、なんとか生き延びる(見せかけの成功)

3.大量にいた仲間が全滅し、ヒロイン2人も死にそう(流れが悪くなる)

4.恐怖に打ち克ち、ヒロインを救うために隠れていたロッカーから飛び出す(アイデンティティクライシス)

5.ショットガンで大量のゾンビを倒し尽し、絶体絶命からヒロインを救う(人生の転機)

6.車で逃げ、ゾンビを倒してでもヒロイン2人と生きていく運命を受け入れる(志)

 

ここで映画は終わります。

 

 

「えぇーー!?」

 

 

と思いました。

 

 

ちょっと僭越ながらストーリーにアドバイスをさせていただくと、

有村架純は途中から「ただ可愛いだけ」だったので、

最後にゾンビになって暴れる展開があれば8の「最大の試練」を経ることができました。

 

もちろんそれは、原作にはない展開です。

 

しかし、映画の尺の関係で、途中で終わらないといけない。

 

だったら、ビビリだった鈴木英雄(大泉洋)がゾンビになってしまった有村架純を倒して、

完全に覚悟が決まる展開を踏んで、長澤まさみと2人で生きていくステージへ進む。

 

そんな終え方をしていれば、映画としては納得のいくストーリーになったのではないかと思います。

 

 

まぁ、有村架純ファンからはバッシングの嵐かもしれませんが!

 

 

ここまでストーリーに難癖をつけてきましたが、

演技、演出は素晴らしかったです。

 

日本でここまでのレベルのゾンビ映画が作れるのか!

と感動していました。

 

ロケ地は韓国らしいけど!

 

 

そしてやっぱり、

有村架純さん(今更さんづけ)と長澤まさみさんが可愛い。

 

演技も素敵。

 

この2人がストーリーの悪さを吹っ飛ばしています。

 

 

大泉洋さんの演技もイイ!

 

素晴らしくて敵わないと書いて、素敵!

(『駆け込み女と駆け出し男』より)

 

 

さて、こんなところです。

 

神話の法則は今も勉強中でして、

映画を見たらその都度、神話の法則に当てはめてみよう!

せっかくなら、ブログに残そう!ってことで、今回の記事を書きました。

 

ちなみに、今日TSUTAYA行って7本借りてきたうちの1本だったんで、

あと6本。

 

いやー、ここは自分を追い込んでみよう。

 

あと6本、全部のストーリー解説記事を書きましょう!

 

レパートリーは、以下です(見る順は不同)。

 

・シン・ゴジラ

・怒り

・デッドプール

・スーサイド・スクワッド

・帰ってきたヒトラー

・ヴィレッジ

 

よっしゃあ、たまには重い腰を上げてみようじゃないか。

 

お待ちくだされ!