打倒!相模一高!!!


スクールウォーズ 第14回 「一年目の奇跡」






「マスター、二、三発ぶん殴ってくれねぇか。」
「このままじゃイソップの顔がちらつきやがってよ。試合にも何もなりゃしねぇよ。」





「そんなざまじゃ、お前たちの0更新はいつまでたっても終わらん!」
「イソップが泣くぞ・・・。」
「貴様らの情けない姿を見て、イソップが泣いてるとは思わんのか!」

  「先生教えてくれ!どうやったら勝てるんだ!」
  「どうやったら、イソップ泣かせずに済むんだよ!」

「今度ボールを持って走るとき、お前の後ろには14人の仲間がいることを忘れるな!」

  「・・・15人だ。」
  「イソップも俺の後ろを走ってる・・・いや、俺と一緒に走ってるんだ!そうだろ、先生!」

「そうだ。そうの通りだ。」

  「やってやるぜ!」
  「このままじゃ、イソップに会わせる顔ねえよ!」





「見せてやりたかったんだろうなぁ、この試合。」

  「見てますよ・・・きっと!」





「イソップ・・・」
「みんな頑張ってるぞ。相模一高から初めてトライを奪ったんだ。」


「泣くんじゃない。」
「博はきっと喜んでるんだ。」


「行きたまえ。」
「一声でもいいから後輩に声援を送ってくれ。」





「勝ちますわ。主人は、博さんの霊に、必ず勝つと誓いました。」
「勝ちます。」
「川浜高校は、必ず勝ちます。」





終了直前、大木のトライ。

「うちのゴールキッカーは森田です!」

無心で蹴ったボールは青い空に吸い込まれていった。





13対14





「あいつら・・・とうとう・・・」

「イソップ!勝ったわよ!」





勝利の報告をもってイソップと一夜を過ごすメンバー。
賑やかにやってくださいとのイソップの父親の言葉もあり、はしゃぐメンバーを尻目に
大木はその輪には入れなかった。

「イソップは星になんかなりゃしねえ。」
「明日になりゃ、焼かれて灰と一掴みの骨になるだけだ。」

  「明日彼の体が焼かれるのと一緒に、思い出まで焼き捨ててしまうつもりなの。」


「泣きなさい。」
「男の子だからって、恥ずかしがることないのよ。」
「泣きたいときは、泣くのよ。」





友の想いを胸に
進め、川浜高校ラグビー部!


「花園だ!」
「必ず花園ラグビー場の土を踏むぞ!」


花園出場に向けて練習を再開する川浜高校ラグビー部。

そして・・・
ゴールポストには15人目の仲間の名が。。。





どうも、どうも。
いつも動画の後ろのほうに、その回の台詞なんぞを書いたりしてるんですが。。。
一応ネタバレになってしまうので、先入観なしで観たい方は、ご注意ください。



スクールウォーズ 第13回 「力の限り生きた!」






「16歳の少年の死は、せめて・・・せめて輝ける死でなければならない。」
「彼自身がデザインした、あのライジングサンのマークのようにな。」

  「校長・・・。」

「行きたまえ。」
「イソップに思う存分ラグビーを楽しませてやるんだ。」



「かわいそうだな。」
「こいつ、もう誰にも見向きもされないなんて。」
「お前だって、まだまだ役に立つんだよな。」



「先生、僕みたいな人間が人を好きになっちゃいけないんですか?」
「もうすぐ死ぬ人間が、女の人を好きになっちゃいけないんですか?」




― グラウンド ―
大歓声の中、相手のタックルをかわして、走るイソップ。
そして!

「先生!イッソップが!イソップがトライを!」

鳴り響く電話のベルが、その歓喜を打ち壊した。

「いかん・・・。」
「もう時間の問題だ・・・。」





「イソップ、死ぬんじゃないぞ!」
「イソップ、あのライジングサンのマークをつけた選手たちが、お前のために戦うんだぞ!」

動かないはずの指先が、少しずづ、少しずつ、先生の手を握る。

「分かったんだな。分かったんだな、イソップ。」

微笑むイソップ。

「笑ってるわ。この子、笑ってるわ!」

奇跡は起きた。







しかし・・・。









「ついに・・・奇跡は起きなかったね。」

  「奇跡は起きます!きっと起こして見せます!」
  「相模一高に勝ちます!」
  「イソップのために・・・イソップのために必ず勝ちます!」



そして川浜高校ラグビー部は、相模一高との試合に向かう。
イソップの想いと共に。。。





「毎朝、海から昇る太陽を見ているうちに思いついたんです。」
「僕らもあの太陽のように、真っ赤に燃えて昇って行きたいと。」

$たくろーのつぶやき