個性派揃いのSOAS Student Union | Development Studiesから日本を見る。

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ロンドン大学SOAS(国際開発学)での一年間と、旅行記を綴る。

先日は新入生のStudent Union Fayer(自治会・クラブ活動の説明会)へ行ってきました!!

キャンパスに入るとそこは人だらけ・・
今日はちょこっとだけ紹介したいと思います。


まず、こちらはカルチャー系のブース。

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写真にあるのはJapan Society(日本会)です。
ロンドン大学ではSOAS、UCL、Imperial Collegeなどいくつも日本会があるそうです(日本人会ではないので、現地学生や、他国の学生も沢山居ます。)。先日はSOASとUCL、両方のパーティにもお邪魔したのですが、日本人の学生だけでなく、日本人とヨーロッパのハーフの人、また日本の食べ物、ポップカルチャー好き、日本語を勉強している・・・など、日本好きな人が沢山集っていました!
話がとっても会うのでなかなか居心地が良かったのも事実です。。

そしてSOASにはあらゆる宗教と、いくつもの国の会があります。
日本会、韓国会、中国会、台湾、タイ、カンボジア、チベット・・・
思わずいくつもメーリングリストに登録してしまいました。(だっておいしい各国料理が食べたいんだもん・・。笑)

日本だと各国のSocietyというのはあまりメジャーではないですよね。こちらでは各国出身の学生が中心となりつつ、現地、海外学生も集まって文化イベントをやったり、食事、パーティーをしたりと活動しているようです。

また、宗教のほうも、
キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、仏教などなど・・・
国ごとの違いや、どんな人が集まっているのか気になるので、仏教会に顔を出してみようかなと思っています。神仏融合かつあいまいな部分も多い日本の宗教観がまわりの学生にどう映るのか、楽しみです。


こちらはスポーツの会場。

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驚いた事に、「術」「道」系のサークルが沢山ありました!!

空手
柔道
少林寺拳法

・・・
それらの元になったというJitsuなど。

もちろん普通のバスケットボール、クリケット、テニスなどもありますが、前者のほうが多いくらいでした。



また、こちらはActivist系の部屋。

SOASはどちらかというと左派、既存の理論や政策を常にクリティカルに議論していく性格をもっています。
(これに対するのがどちらかというと体制派の多い、LSEなんだとか。)

そういう理由もあって、草の根活動、NGO系のサークルはほんとうに多いです。
しかも会場には人があふれている。ここまでこうした活動が盛んなのは、学生運動が下火になった今の日本の大学では考えられない光景じゃないかと思います。(日本の大学は少し、落ち着きすぎているのでは思います。)

例えば、
反戦、女性の権利、環境、貧困解消、アフリカ支援、消え行く先住民族文化、社会主義、共産主義などなど・・
数えられないくらいでした。

しかも、それを熱心に聴く学生の数々。
学生自身も、国際問題や他の国の文化に関心をもって言語・文化・国際関係などを学んでいたり、また本人自身が複雑なバックグランドを抱えて居るが故に非常に強い問題意識を持っている人も多いです。

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そして最後に屋外では・・

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これが何のダンス&音楽なのか定かではないんですが、アフリカかラテンアメリカ系でしょうか。見た事の無い楽器から奏でられる音楽に合わせて、2人組で演舞を披露。

このようにSOASでは音楽イベント・サークルも充実しているようです。
ロックやイギリスの伝統音楽だけでなく、アフリカ音楽のイベントもあるんだとか。
例えば先日は、スコティッシュダンスと、サンバが同じ日に新入生歓迎の体験会をやっていました。

そんなわけでSOASは小さいけど個性派が集う学校です!!

SOASへは http://www.soas.ac.uk/

SOAS Student Unionへは http://soasunion.org/sports-and-societies/