訪問日2024年4月29日
場所 北海道士別市 つくも水郷公園
※少し記事の分長め
D51 397は北海道士別市に保管されているデゴイチです。
番号にピンとくる方もいるかもしれません、本機は名寄市のキマロキ編成に組み込まれている398の兄弟機で1両先に生まれた機関車です。
本機397と398は兄弟そろって宗谷の大地で保管されています。
機関助手席側のフロントガラスの屋根が少し曲がっていました
外で保管されている以上仕方ないですね、その分厳冬の大地で長い間士別の道を見守るという重要な任務に就いている機関車だと思います。
撮影していた時も多くのお子様がデゴイチを見に来ていました。
柵の外からの見学になりますがカメラのズームで足回りも綺麗に撮影出来ます。
室長のデゴイチと鉄道ファンになったキッカケ
私が人生で初めて見た列車がD51の157号機(※解体済み)そこからSLが好きになり、そのころNHK連ドラすずらんの放送とC11 171が運行開始!人生初の鉄道乗車は留萌本線SLすずらん号当時幼稚園児の私は親に本願して切符を買ってくれて乗せてくれました。
そこから私は鉄道の魅力を感じて、まだ西神楽駅に駅員さんがいた時代に祖母と富良野美瑛ノロッコ(2025年ごろ運転終了予定)に乗り、2003年ポケモンフェスタ2003に出かけるときにL特急スーパーホワイトアロー785系に出会いそこから多くの鉄道車両や駅、人々の出会いや別れ等沢山の物語が生まれました、きっかけを作ってくれたD51157は私がカメラを買う前に本当の眠りについてしまいました。
そして昨年年末車を購入したことをきっかけに今まで見に行けなかったSLの撮影もしていき出来るだけ多くのSLや保存車両の写真を撮って行きたいです。
私にとってデゴイチは鉄道ファンになるすべてのきっかけです。
屋根がなく外で保管されています。
少し塗装サビ等若干車体に痛みがありましたが大きな破損なども無く保管されています。
運転席への階段が設置されていましたが立ち入りは出来ないようになっていました
運転席の側面ガラスは一枚ガラスに見えるので静態保存前に取り換えられたのではないかと考えられます。 銘板等も見当たらないので資料保存の為に外したのではないかと思われます。
タブレットキャッチャーと区名札差しは健在していました
SLの案内看板の下のボタンを押すと少しだけSLの走行音が聞くことが出来ます。
ヘッドライトはスピーカらしきものに改造されておりヘッドライト部分を音響装置にしてよりリアルな走行音を楽しめるようになったものと思われています。
つくも水郷公園はSLだけでなく大きな池でボート乗船や鯉の池で餌やり、公園遊具、
ゴーカート等の遊べる施設があります。
鯉の餌はボート乗り場で1個150円で販売されてます。
鯉が可愛いです! 「大好きな魚で錦鯉、昔飼ってました」
人馴れしているのかここの鯉の中には結構近くにやって来てくれる子もいます。
緑の綺麗なところでSL見学以外にも公園をゆっくり散歩するのもお勧めです。
看板とSLの位置
文字テロップ加工無しの看板
公園案内図によると国有地を貸付受けている公園の模様で、公園の管理はとてもきれいになっています。 説明通り士別市民のいこいの場として親しまれている場所で訪問時も多くの親子連れや市民の方が訪問していてとても賑やかな場所です。