JR南武線には02年9月14日の東京・新潟方面遠征で、登戸~武蔵溝の口間の区間利用をしている。小田急から東急へと乗り継ぐために南武線を利用したものだが、利用目的がただの鉄とはいえ、南武線がフィーダー路線であることを体験するにはちょうどよい利用方法だった。この後、03年12月29日に全線乗り潰しを行っている。川崎から立川まで乗り潰して、立川から府中本町まで戻り武蔵野線の乗り潰しに取り掛かった。前年に乗った時には103系が多数残っており、103系に当たる確率が高かったが、E231系500番台投入による山手線からの205系の転属により南武線でも205系の姿が多く見られるようになっており、103系の姿はほとんど見られなくなっていた。さらに05年1月9日にも南武線を全線通しで乗っているが、この時には既に103系の姿はなく、205系と209系に統一されていた。十年ひと昔という言葉があるが、日頃見慣れない首都圏の電車の変化は1年ひと昔という感じがする。それに比べれば関西圏の電車の変化というのは如何にもスローであると感じることが多い。