私の両親はいわゆる「毒になる親」です。
ただ、暴力をふるう、ごはんを作ってくれない等の
誰の目から見ても「虐待」だと分かるようなものではありません。
幼少期から「親の望む良い子」でいないと激しく怒られ
私の意見は全て「わがまま」と見なされて聞き入れて貰えず
又、(勉強においても、遊びにおいても)やりたい事はほとんどやらせてもらえず
「あなたの為を思って言ってるのよ」と親の意見を無理やり聞かされ
少しでも親の機嫌を損ねると説教という名の人格否定をされ
あんたは馬鹿だブスだ嫌われ者だ、と常に罵声を浴びせられ
それでも反抗しようものなら、「あんたなんかうちの子じゃない」と冷淡な口調で言われる。
常に両親の顔色を伺いながら、”自分”を押し殺して生きてきました。
当然、進学も就職も自分の希望した道には行けませんでした。
親に逆らって「見捨てられる」のが怖かったからです。
もちろんそんな中で、自信や自尊心など育つはずがありません。
恐らく私はこんな環境下で無理に我慢してしまったせいで
鬱や不安症といった心の病にかかってしまったのだと思います。
そして、親せきも祖父母も遠くに住んでたため、私を擁護してくれる大人は一人もいませんでした。
それどころか事情を知らない近所の人達からは
「良いお母さんだね」「優しそうなお父さんだね」と言われ続けていました。
又、両親に親しい仲の友達が一人もいない事もあり
彼らの言動を「それ、おかしいよ」と忠告してくれる人もいませんでした。
(どうやら”親に友達が居ない”っていうのは毒親によくあることみたいですね。)
当時の私が何より一番つらかったのは「つらい」と口にできなかったことでした。
また、悲しいことに文頭にも書いたとおり暴力等の分かりやすい虐待でない分
今現在も、親しくなった友達に親の事情を話しても
「それって、あなたのこと心配してるんじゃない?」
「それでもご両親はあなたが好きなんだと思うよ」
等と言われてしまい、なかなか理解が得られません。
友人の中には、なかなか実家へ帰省したがらない私を
少しだけ不審(不思議)に思っている子もいます。
実家を出てからは「うちの親はおかしかったのかもしれない」と自覚するようになりましたが、
まだ「親から言われた言葉」が私の心を支配し続けています。
「親からの呪縛」から解放される日はまだまだ先になりそうです・・・。
親についてのエピソードは今後も書いていきたいと思います。