私の育った家庭は、子どものころから「親は子どもより立場が上」という暗黙のルールがあり
当然何するにしても優先順位は親→子だし、決定権は親が握っていた。
全てのことにおいて母は私達子どもよりも父のことを優先するし
父もまた母のことを優先する。
その様子は日常生活の些細なところからも伺えた。
例えば母と私と話していても、父が話しを遮って割り込んできたら
母は私との会話を強制終了し、父と話し始める。
以前から今夜は外食と決まっていたから楽しみにしていたのに
父の「やっぱり家で食べたい」の一言で急遽中止になる。
(この日の夕飯は昨晩の残り物とインスタント味噌汁でした・・・。)
といった具合だ。これが一度二度ではなく一事が万事、この調子だ。
当然「私が先に話してたのに」と文句を言っても無視されるか逆ギレされておしまい。
だから、どんなに理不尽で蔑ろな扱いを受けてもそれを甘んじて受け入れるしかないのだ。
気が強くて比較的母のお気に入りだった妹のほうが、私よりは若干優先順位が上だったけど
結局、何だかんだで私や妹の意見は採用されないのが”普通”だった。
そのせいで親にはしれっと約束を無かったことにされるのは日常茶飯事だし
意見を言っても採用されない。
それでも意見を通してもらおうとしようものなら我儘だ自己中だと責め立てられる。
こうやって私の中で自分の意見を言う=無視されるしそもそも意見言うこと自体が我儘でいけない事
という方程式が出来上がってしまい、私は幼少期から現在に至るまで
ずっとそういった思い込みに縛られたまま生きてきたので
今でも自分の意見を人に言うのが大の苦手です・・・。