言葉数(ことばかず) | 詩人:Writer 上杉浩司

 

 

 

 

 

 

 

枠を超えて

あなたを見ている私に

あなたは気が付いているかも知れない

頻繁に

飽きが来るのかなと思われるくらいに

everyday everywhere

私はあなたの存在の前に

ひれ伏しています

 

何の希望もなく

何の生きがいも無く

日常生活を送るよりか

随分ましかと思いますが

いずれにせよ あなたからの言葉もイメージも

決して私の元には還って来ません

私自身が 還ってこないように仕向けているからでしょう

 

もし還ってきたら 私自身が困ってしまいます

私自身の存在が無くなってしまい

大きな存在のあなたに飲み込まれてしまいます

私は今のままでいいです

時々あなたの顔を思い出し

時々あなたの息遣いを思い出すことさえできれば

 

もうよしましょう

何度私があなたの事を描いても

立ちつくして私の前にいるあなたの顔を超えて

表現出来る言葉数を

私は持ち合わせていませんから

 

 

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