移ろいという軽い言葉 | 詩人:Writer 上杉浩司

 

 

時の移ろいなど

始めからない

 

あなたは何をして

あなたはどこに走り去ったのか

 

100年経っても

知る由もない

 

だってもう

人生の後ろの方に来ているのに

 

いい加減に

正体を見せて

 

私は何世紀も

走ったのだから